最近eSIMに対応したスマホが増えてきてるよね。海外もで使えるの?
こんにちは!なばっち(@go-travelblog.com)です。
海外でもeSIMは使えます。
専用のアプリやネット経由で、手続きから購入まで日本語対応されたeSIM事業社が何社かあります。
しかもeSIMは通信プランを複数登録できて自由に切り替えることができるんです。
アジアで使うeSIM、ヨーロッパで使うeSIM、アメリカで使うeSIM。
こんな使い方ができます。
eSIMを使ったスマートな海外渡航をするために次の4つのポイントについて解説していきます。
- eSIMとは?
- 海外でeSIMを使うことのメリット・デメリット
- 海外でeSIMを使うための条件
eSIMに対応したスマホ
SIMフリースマホ - 海外でeSIMを使う方法
この記事を読み終えると10分程度の作業でeSIMの手続きが完了し、スマートに海外でスマホを使うことができるようになります。
ぜひ最後まで見ていってくださいね!
▼海外旅行スマホ活用法▼
eSIMとは?
eSIMとはEmbedded SIM(組み込み型のSIM)という意味です。
従来型の取り外し可能な物理SIMと違い、最初からスマホ内部に組み込まれたSIMです。
物理SIMのようにSIMカードの入れ替えを必要としません。
どうやってSIMの中身を変更するかというとオンラインでデータを書き換えることで変更します。
例えば国内でeSIMに対応している回線業者にRakuten UN-LIMITとIIJMioがあります。
Rakuten UN-LIMTの通信プランからIIJMioの通信プランに変更したい!
この場合はWebでIIJMioの利用手続きをし、送られてくるコードを読み込むことで通信プランがIIJMioに切り替わります。
これをプロファイルを変更するといいます。
Webで申し込みができるのでインターネットができる環境であればどこにいてもプロファイル変更が可能です。
eSIMは端末内に複数のプロファイルを保存しておけます。
Rakuten UN-LIMT、IIJMio両方のプロファイルをスマホに保存しておき必要に応じて切り替えて使うことができます。
物理SIMからeSIMへの変化はユーザーにとってかなり大きな変化です。
音楽を聴くことに例えると
今までは好きな曲を聴くのにCDを買ったりレンタルしていたのが、Web配信になってネット環境さえあればどこでも好きな音楽を好きなように聴けるようになった。
これに近い変化ですね。
海外でeSIM使うことのメリット・デメリット
eSIMは海外でも利用できます。
eSIMに対応した海外のキャリアとWeb上で契約し、端末にプロファイルを入れることで使えるようになります。
利用にあたってのメリットとデメリットは次の通りです。
- 必要な時にすぐに使える
- SIMカードの入れ替えが不要
- 複数のプロファイルを保存できる
- 物理SIMと比べて割高
- eSIMに対応したスマホが少ない
メリット
必要な時にいつでもすぐ使える
ネット環境さえあればいつでも必要なプロファイルをWebで購入し、その直後から利用できます。
SIMが売っている場所を探したり、SIMを入れ替えて設定したりの手間が省けます。
SIMカードの入れ替えが不要
SIMカードの入れ替えって面倒くさいですよね。うっかり破損でもしたら終わりです。
交換の手間や破損リスクがなくなります。
複数のプロファイルを保存できる
物理SIMであれば端末1台につきSIM1枚ですが(DSDSやDSDAは2枚)eSIMは複数のプロファイルを保存し切り替えて使えます。
機種にもよりますが通常10個以上のプロファイルを保存できます。
デメリット
物理SIMと比べて割高
eSIMは普及率がまだ低いこともあり物理SIMと比較して価格は割高です。
今後普及が進むにつれて価格は下がってくると思いますが現状はまだ高いです。
eSIMに対応したスマホが少ない
便利なeSIMですがまだまだ対応スマホは少ないです。
こちらも普及が進めば対応機種も増えてくると思いますが、日本の3大キャリアが対応に積極的ではないのでもう少し時間がかかりそうです。
海外でeSIMを使うための条件
eSIMに対応したスマホ
eSIMに対応したスマホが必要です。
- iPhoneXS以降
- Huawei P40
- GALAXY S20
…など
▼旅行用SIMの使い方▼
SIMフリースマホ
SIMフリーもしくはSIMロックが解除されたスマホが必要です。
自分のスマホがSIMフリーかSIMロック状態かは次の手順で確認できます
iPhoneの場合
「設定」→「一般」→「情報」→「SIMロック」
Androidの場合
「設定」→「端末情報」→「SIMカードの状態」
自分のスマホがSIMロック状態であればぜひ解除しましょう。
▼SIMロック解除を自分でやる方法▼
海外でeSIMを使うための方法
海外でeSIMを使うための方法はいつくかありますが日本語に対応していて比較的使いやすいプランを2つ紹介します。
GigSky
ワールドワイドに展開しているeSIMサービスです。
世界各国で利用が可能で専用のアプリからデータプランの購入ができます。
購入形態はプリペイド型でCountry、Regional、Globalの3種類のプランがあります。
各プランごとに1GB〜5GBで購入できます。
各プランの違いは
Country:対象国のみで使用可
Regional:対象地域内での使用可(アジアであれば日本を含む22ヵ国)
Global:世界116ヵ国で使用可
通常eSIMは認証用にQRコードを読み取る必要があります。
読み取り方は別の端末にQRコードを表示させてスマホのカメラで読み取るか、紙に印刷してから読み取る必要があってけっこう手間です。
その点GigSkyはQRコードが不要。
アプリで手続きからプランの購入まで全て完結しているのが特徴です。
アプリも日本語に対応しているので海外でeSIMを使うための入門用としてはとても適していると思います。
ちなみに日本でも利用が可能です。
ただし価格は高めです。
2020年10月現在
GigSky Regionalアジア・パシフィック22ヵ国1GBが1319円
物理SIMの【AIS】SIM2Fly アジア33ヵ国用が4GBで1300円
▼GigSkyのeSIMサービスレビュー▼
Ubigi
フランスの通信事業者「Transatel」が展開するeSIMサービスです。
ヨーロッパ、アメリカ以外に日本を含むアジアで利用が可能です。
通信形態はプリペイド型
購入手続きはウェブサイトで会員登録を行い、専用アプリでプランを購入します。
GigSkyと比較すると手続きがやや複雑です。
まとめ:eSIMを使って海外でスマートにスマホを利用する
いかがでしたか?
eSIMを使ったスマートな海外渡航をするために次の4つのポイントについて解説してきました。
- eSIMとは?
- 海外でeSIMを使うことのメリット・デメリット
- 海外でeSIMを使うための条件
eSIMに対応したスマホ
SIMフリースマホ - 海外でeSIMを使う方法
この記事を読みえたあなたなら10分程度の作業でeSIMを使えるようになっていると思います。
まだ普及が始まったばかりのサービスなので価格的には物理SIMよりも割高です。
その分いつでもどこでもSIMカードの交換なしでプロファイルを変更できる点がとてもスマートです。
今後は間違いなく物理SIMに変わりメジャーになっていくので今のうちにスマートにeSIMを使いこなせるようにしておくとドヤ顔ができるかもしれませんよ。
では!