海外でパケ死!笑えない事態を回避するスマホの使い方を解説

パケ死って何?怖くて海外でスマホ使えないんだけど。
みんなどうやって海外でスマホ使ってるの?
設定すれば大丈夫って言うけど何をすればいいの?

こんにちは!なばっち(@go-travelblog.com)です。

スマホの設定を何も変更しないまま海外でインターネットを利用するとパケ死で高額の通信費を請求される危険性があります。

でも安心して下さい。解決するには2つの対策を行えば良いだけです。

  • スマホの設定を変更する
  • パケ死しない方法でインターネットを利用する
なばっち

僕は年間10回以上も海外出張を繰り返していました。
海外初心者の頃は対策が甘くパケ死手前までいったこともあります。
そのせいもあって現在はパケ死対策は万全。

この記事では海外旅行初心者が知らずに陥ってしまうパケ死という最悪の事態を回避し、安心してインターネットを利用できるように4つのポイントを解説します。

この記事でわかること
  1. 海外パケ死で高額請求の恐怖!インターネット利用の罠
  2. 海外旅行前にこれだけは絶対!スマホのパケ死防止設定
  3. 海外旅行中に怪しいと思ったらひとまず機内モードONでパケ死防止
  4. 海外でパケ死に怯えず安心してインターネットを利用する方法

この記事を読み終えるとパケ死を回避し海外で安全にインターネットを使うための情報が手に入ります。

なばっち

簡単な操作でパケ死は防げるのでぜひ最後まで見ていってくださいね!

海外旅行スマホ活用法

Contents

海外パケ死で高額請求の恐怖!インターネット利用の罠

海外インターネット利用の罠!パケ死で高額請求の恐怖

パケ死(パケし)という言葉を知っていますか?

パケ死とは海外に旅行や仕事で行った際に、日本にいる感覚でインターネットを利用して高額な料金を請求されてしまうことです。

どの位高額かというと

ある記事に載っていた記者の例では出張でドイツに滞在してる時にパケ死の被害に。76万円を請求されたとのこと。

あるYou Tuberの例ではクルーズ船の旅行を楽しんでいる時にパケ死の被害に。50万請求されたとのこと。

とんでもない金額です。

数日海外に滞在し普段どおりインターネットを利用しただけで76万も請求されるのです。

なばっち

僕自身も仕事で頻繁に海外に行き始めた頃、何も知らずにメールをバンバン使っていたら万単位の請求をされた経験があります。

初めてのパケ死の場合、よほど悪質でなければ救済されることが多いようです。

しかしこんなとんでもない金額を請求される可能性のある罠が一般的に知られていないのは大問題です。

パケ死に限ったことではないですが「無知」は本当に恐ろしい

この機会に知識武装しましょう!

行く前にこれだけは絶対!海外パケ死防止設定

海外に行く前にこれだけは絶対!スマホのパケ死防止設定

高額請求が発生してしまう理由はデータローミングです。

データローミングとは自分が契約しているキャリア(docomo、au、SoftBank)が自社の電波の届かない範囲にスマホが移動した時に、キャリアが提携している現地の通信会社の電波を利用してそのまま通信が可能になるシステムです。

世界中どこでもほぼ問題なく通信が可能で便利なシステムですがこれが罠です。

データローミングは普段国内で契約し利用している定額プランが適用されません

使ったら使った分だけパケット代が発生する仕組みです。

ただ最近は各キャリアとも海外用パケット定額サービスを展開しているので対象の国での利用であれば青天井でパケット代が上がっていくことはなくりました。

それでも海外用パケット定額サービスは国内利用時の定額プランと違って1日単位で上限金額が決まっているため普段どおりに利用していけばかなりの金額になります。

SoftBankの例でいうと≫

1日の利用料は1980円〜2980円。

25MB以上の利用では2980円なのでほとんどの人は上限張り付きです。

この条件で1週間利用すると20860円。

少なくとも長期滞在であればとてもお得とは言えないです。

自分は海外でほとんどインターネットしないし問題ないよ。

なばっち

問題大ありです。

スマホは意識的にインターネットを使ってなくても常時データ通信をしています。

バックグラウンドで動いているアプリの更新や、撮った写真をクラウドにアップロードしたり。

使っていないつもりでも確実にパケット代は上がっていきます。

パケ死での高額請求やキャリアの海外用プランを回避するにはデータローミングをOFFにすればOKです。

データローミングは普段からOFFのままで問題ありませんが海外へ行く前には必ず確認するようにしましょう。

データローミングをOFFにするやり方は次の通りです。

iPhoneの場合

「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミング」:スイッチをOFFにします。

Androidの場合

「設定」→「その他の設定」→「モバイルネットワーク」→「データローミング」:スイッチをOFFにします。

海外旅行中に怪しいと思ったらひとまず機内モードONでパケ死防止

海外旅行中に怪しいと思ったらひとまず機内モードON

パケ死を回避するには基本的にデータローミングをOFFにしておけば問題ありません。

ただデータローミングがOFFになっているかどうかはスマホのホーム画面では常時確認できません。

心配性な人は都度「設定」を開いてデータローミングOFFを確認したりします。

これでは安心して旅行を楽しんでいるとは言いがたいです。

ホーム画面から一目で分かる手段として機内モードをONにする方法があります。

機内モードはモバイルデータ通信を含めWi-Fi、Bluetoothなど全ての無線通信を一時的にOFFにしてくれます。

ホーム画面の上部に表示される飛行機のアイコン。
これが機内モードがONの状態を示しています。

機内モードONの状態でもWi-Fiは別途ONにできます。(モバイルデータ通信はできない)

海外での通信手段にレンタルWi-FiやFree Wi-Fiを使う人は機内モードをONにしてからWi-FiをONにしておけばスマホ画面から確認できるし、モバイルデータ通信は行わないので完全に安心です。

海外でパケ死に怯えず安心してインターネットを利用する方法

海外で安心してインターネットを利用する方法

海外でインターネットを使用しないというのは実際問題ムリです。

地図アプリや、飲食店の口コミ、各地の情報収集など海外であるからこそインターネットにアクセスする頻度は上がるのが普通です。

安心して海外でインターネットを利用できる方法を5つ紹介します。

  1. レンタルWi-Fiルーター
  2. 現地のFree Wi-Fi
  3. 海外旅行用SIMカード
  4. 海外用パケット定額サービス
  5. アメリカ放題(SoftBank利用者のみ)
  6. eSIM

個人的には海外旅行用のSIMカード利用が一番おすすめですがどの方法もメリット・デメリットがあります。

どの方法が自分に合っているか?

判断の基準は3つです。

  • 個人旅行か、グループ旅行か
  • 1〜3日程度の短期滞在か、それ以上の長期滞在か
  • 利用できる場所が制限されていても問題ないか、どこでも使えないと困るのか

レンタルWi-Fiルーター

国内のレンタル業者からモバイルWi-Fiをレンタルして現地で使用する方法です。

羽田や成田など空港内に店舗カウンターがあり受取、返却ができるようになっています。

手続きの全てが日本国内で完結していて、コミュニケーションも全て日本語なので一番初心者向きで安心できます。

メリット
  • 利用のプロセスが全て日本語
  • 頻繁に割引キャンペーンを実施していてタイミングによってはかなりお得
  • 1台で複数人が利用可能。グループ旅行向き
デメリット
  • 受取、返却の手間。特に受取は時期によって受取待ちの行列ができる
  • Wi-Fiルーターを持ち歩く必要がある。予備バッテリーなども含めるととてもかさばります。個人的に一番のデメリット。
  • 使っても使わなくてもレンタル期間で金額が決まる

海外Wi-Fiレンタルの大手グローバルWi-Fiは全国の空港に受取カウンターがありとても利便性が高いです。

パケット代も定額で安心。

頻繁にキャンペーンも行っているのでタイミングによってはかなりお得に利用できます。

【海外Wi-FiレンタルのグローバルWi-Fi】

イモトのWi-Fiは渡航地域によっては1日680円〜の定額とかなり低価格にレンタルすることができます。

こちらも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

【海外行くなら!イモトのWiFi】

現地のFree Wi-Fi

海外では街中のFree Wi-Fiが充実している国が多い印象です。

空港はもちろん、ショピングセンター、飲食店、駅、ホテルなどでFree Wi-Fiをつかまえることができます。

ただし当たり前ですがどこでもWi-Fiが飛んでいるわけではありません。

日常的にどこでもインターネットが利用できる環境で生活している日本人には現実的ではないかもしれません。

メリット
  • 事前の準備が不要
  • 完全無料
  • 何人旅でも関係なし
デメリット
  • Wi-Fiスポット以外ではインターネットが使えない
  • セキュリティー上の懸念がある

海外旅行用SIMや、キャリアの海外プランの通信量を抑えるためにFree Wi-Fiが使える場所では使うといった使用方法が良いかと思います。

海外旅行用SIMカード

海外旅行用SIMカードは海外旅行先で利用できる通信会社が提供しているSIMカードのことです。

プリペイド型のSIMカードを購入し自分のスマホにセットすることで購入したデータ容量分の通信ができるスマホの利用方法です。

メリット
  • 安い!特に長期滞在ほどメリットが大きい
  • 利用量に上限があり高額請求を回避できる
  • スマホ以外に荷物がない。身軽に移動できる
デメリット
  • SIMカードの入れ替え、ANP設定など多少の知識が必要
  • 購入できるSIMカードの選択肢が多すぎて初心者は何を選んで良いかわからない
  • 複数人で使えない。3人旅行なら3人分のSIMカードが必要
  • SIMフリースマホが必要

旅行用SIMの使い方

海外用パケット定額サービス

すでに説明している通り基本的にはオススメしません。

≪SoftBankの例でいうと≫

1日の利用料は1980円〜2980円。

25MB以上の利用では2980円なのでほとんどの人は上限張り付きです。

この条件で1週間利用すると20860円。

1日単位で最大2980円程度かかるので滞在日数が長いほど高額になります。

1日程度の超短期滞在。お金が掛かっても良いから面倒な手間は一切イヤ!という人以外は別の通信手段をオススメします。

メリット
  • スマホ設定をデータローミングONにするだけ。それ以外何も必要なし
  • インターネットを利用する頻度が極端に少ない人は安くすむ
  • 1日程度の超短期滞在なら安い
デメリット
  • 滞在日数が長いほど高額になっていく
  • 適用条件を良く確認する必要がある。間違って使うとパケ死になる可能性あり

アメリカ放題(SoftBank利用者のみ)

ソフトバンク利用者が、アメリカ本土やハワイなどに滞在時、アメリカ国内および日本宛ての通話やSMS、データ通信が無料でし放題となるサービスです。

アメリカ・ハワイへの渡航を目的とした人向けには最強のインターネット利用方法です。

利用手続きは不要

サービス利用料も無料

何か裏があるのではと疑いたくなるほど破格のサービスです。

適用条件です。

  1. 適用可能エリア
    アメリカ本土、アラスカ、ハワイ、プエルトリコ、バージン諸島(アメリカ領)
  2. 対象通信事業者
    Sprint、AT&T、T-Mobile USA、Union、CLARO PUERTO RICO
  3. 「世界対応ケータイ」に加入済であること
  4. 対応機種(全てSoftBankで購入されたモノ)
    iPhone、iPad、スマートフォン、タブレット、ケータイ、モバイルデータ通信

eSIM

eSIMは物理SIMと違い最初からスマホ内部に組み込まれたSIMです。

物理SIMのようにSIMカードの入れ替えを必要としないのが特徴です。

海外旅行用SIMと同じ用にプリペイド型ですが、eSIMは必要なプロファイルをオンラインで読み込んで使います。

メリット
  • 必要な時にすぐに使える
  • SIMカードの入れ替えが不要
  • 複数のプロファイルを保存できる
デメリット
  • 物理SIMと比べて割高
  • eSIMに対応したスマホが少ない

これから普及が進む新しい利用方法なので選択肢が不十分ですが、スマホ以外に何も準備する必要がなくスマートに海外でインターネットを使うことができます。

eSIMを海外で使う方法

まとめ:海外でパケ死を回避するためのスマホの使い方

いかがでいしたか?

海外でスマホの使い方を間違えると恐ろしいパケ死になる可能性があります。

パケ死を回避し安心してインターネットを利用するために4つのポイントを解説しました。

  1. 海外パケ死で高額請求の恐怖!インターネット利用の罠
  2. 海外旅行前にこれだけは絶対!スマホのパケ死防止設定
  3. 海外旅行中に怪しいと思ったらひとまず機内モードONでパケ死防止
  4. 海外でパケ死に怯えず安心してインターネットを利用する方法

この記事を読んでくれたみなさんは安心して海外でインターネットを利用するための情報が手に入ったはずです。

充実した海外渡航になれば嬉しいです。

では!

海外でパケ死!笑えない事態を回避するスマホの使い方を解説

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