こんにちは!なばっち(@go-travelblog.com)です。
最近SUVが気になってるんだよね。
国産のステーションワゴンでもカッコいいのが出てきているよね。SUVとどっちが自分に合ってるんだろう?
こんな悩みに答えていきます。
沢山の荷物をトランクに乗せて遠くに旅行に出かけたり、タフな道を乗り越えてキャンプに行ったり。
アクティブなカーライフを満喫したい人にとってSUVとステーションワゴンは真っ先に車選びの選択肢に入ると思います。
最近は世界的に見てもSUVブームで周りにも実際乗ってる人が沢山いますよね。
かたやステーションワゴンはどちらかというとコアな層が乗るイメージが強くて積極的に選ぶ人は少ないかも。
でもドイツ車を中心に魅力的なステーションワゴンが多くあり、最近では国産車からもイケてる車がデビューしています。
そんなSUVとステーションワゴン、「荷物が詰めてアクティブに」という点では共通点が多いですがそれぞれに異なる魅力や特徴があります。
そんな魅力や特徴を比較して自分のライフスタイルに当てはめてみればどんな車が自分に合ってるのかが分かります。
僕も実際に今の車を購入する時に同じように悩んで比較検討しました。
その時に実際に考えたことや、購入を決めたきっかけなんかをお伝えしていこうと思います。
この記事ではSUVとステーションワゴンを比較するためのチェック項目5つとSUVに対する勘違い2つについて解説します。
- 車を使って何をしたいか
- ミニバンからの乗り換えの場合には
- 燃費を基準に選ぶなら
- 自宅駐車場の規定サイズを確認
- リセールバリュー
- SUVイコール4駆。SUVならどんな道でも大丈夫
- SUVの方が荷物が多く積める
この記事を読み終えるとSUVとステーションワゴンのどちらが自分のライフスタイルに合っているのかがわかります。
ぜひ最後まで読んでいって、車選びの参考にしてくださいね!
SUVとステーションワゴンの比較①車の使用用途・目的
たくさんの荷物を積んで遠くに旅に行きたい
快適なロングドライブをする上で大事なのはどれだけ疲れずに移動できるかです。
ロングドライブで疲れにくい車の特徴は次の4つです。
- 車高が低く低重心
- エンジンの特性は低速からのトルクが大きい
- NVH(騒音、振動、ハーシュネス)特性が優れている
- 走行安定性が高い
▼長距離運転で疲れない車の条件はこちら▼
この特徴を高いレベルで備えているのはステーションワゴンです。
ステーションワゴンはセダンと同等の快適性と走行性性能を持ったまま荷室を広げているので長距離走行に適しています。
SUVの場合、重心高が高い分どうしても前後左右へ揺すられる量が大きくなりドライバーの負担になりがち。
バケーション時には200km/h以上の速度で1日に1000km近く移動するのが当たり前のドイツでは、SUVよりもステーションワゴンが好まれることからも説得力があります。
日常的に長距離移動が目的ならステーションワゴンが○
目的なんて決まってないけど色々なことに車を使いたい
車を選ぶ際に特定の目的があって選ぶ人はそれほど多くないですよね。
旅行に、キャンプに、週末のお出かけにと日常の便利な道具として考えているならSUVの方がライフスタイルに合っています。
SUVはもともと多目的車両カテゴリーであるRV(Recreation vehicle)の流れを受けているので使い方を限定しないドライバーとは相性がいいです。
SUVが多目的に対応できる理由は4つあります。
- プラットフォームが乗用車ベースなので快適性が高い(一部車両は除きます)
- セダンやコンパクトカーと比較して荷物が沢山積める
- 車高が高いためある程度の走破性がある
- アイポイントが高いため運転しやすい
①プラットフォームが乗用車ベースなので快適性が高い(一部車両は除きます)
全部がそうではないですが今のSUVはほとんどがプラットフォームを乗用車と共通化しています。
プラットフォームは車の基本骨格のことで、車の基本的な性能の良し悪しはプラットフォームで決まるといっても良い部分です。
例えばトヨタのTNGA-Kとうプラットフォームを使った車種にはカムリ、レクサスES、RAV4、ハリヤーなどがあります。
乗用車と同じ作りなので快適性が高く普段使いで全く問題ありません。
②セダンやコンパクトカーと比較して荷物が沢山積める
後部の荷室容量が大きいので沢山の荷物を詰めるもの強みです。
キャンプのように大量の荷物を積んでのレジャーでも余裕の収容力を発揮してくれます。
③車高が高いためある程度の走破性がある
SUVの特徴の1つに車高が高いことがあります。
セダンやステーションワゴンでは通れない悪路条件でも比較的容易に走行できます。
キャンプ場への道中の凸凹した道を通る時に下回り擦らないかとか気にしなくても良いのはSUVならでは利点です。
④アイポイントが高いため運転しやすい
これもSUVの特徴ですね。
車高が高い上にSUVの着座姿勢はアップライト気味(スポーツカーみたく寝っ転がるような姿勢ではなく真っすぐに座るという意味)なものが多いです。
視界が広がって周囲を見渡せるようになります。
SUVは車は大きんですが視界が良いので意外と狭い道でも運転しやすい。運転があまり得意ではない人には向いているかもしれないですね。
特に目的があるわけではないが便利な道具として色々な使い方をしたい人はSUVが○
SUVとステーションワゴンの比較②ミニバンからの乗り換え
ミニバンからの乗り換えを考えた場合SUVが適しています。
最近ではミニバンからの乗り換え需要を取り込むために3列シートのSUVもどんどんラインナップされていて、マツダCX−8などはミニバンからの乗り換えでとても人気の高い車種です。
ステーションワゴンも大人4人が快適に移動できますが家族での移動となるとSUVのほうが良いですね。
ミニバンからの乗り換えならSUVが○
SUVとステーションワゴンの比較③燃費
車の燃費は車重と走行抵抗で大きく変わり、重く大きい車の方が燃費が悪い傾向になります。
同じエンジンを積んだSUVとステーションワゴンで比較した場合SUVの方が燃費は悪いです。
ただ最近の車はハイブリットやクリーンディーゼルなどが一般的に普及していて燃費の絶対値自体がとても良いのであまり気にすることもないのかなと思います。
実際、同じエンジンを積んだSUVとステーションワゴンの燃費差で年間の燃料代を計算した結果ですがそれほどの差ではありません。
年間走行距離:5000km
燃料:軽油
軽油価格:115円/l(2020年8月時点の小売価格全国平均)
- ステーションワゴン
JC08燃費:18.2km/l
年間燃量代:31593円 - SUV
JC08燃費:16.6km/l
年間燃量代:34638円
燃費を気にするならステーションワゴンが○だがそもそも気にするほど差ではない
SUVとステーションワゴンの比較④駐車場の規定サイズ
自宅の駐車場に停められる車の許容寸法を確実に確認しましょう。
マンション住まい、特に機械式駐車パレットの所では許容寸法で選べる車種が大きく絞り込まれます。
機械式駐車場の一般的な駐車パレットサイズで問題になるのは次の2つです。
- 全幅1850mm以下
- 全高1550mm以下
このサイズに適合するSUVはかなり限定されます。
輸入車はほとんどNG。国産車でも全幅はOKな車種も多いですが全高はほぼNGです。
OKな車種は日本の駐車場事情を考慮して企画された戦略的車種やコンパクトSUVの一部になるかと思います。
ある程度車格の高いSUVに乗りたい場合、自宅周辺で停められる月極駐車場を探すしか手がないのが実情です。
その点ステーションワゴンは輸入車であっても適合サイズ以下で車格の高い車も多くあります。
BMW3シリーズツーリングやメルセデス・ベンツCクラスワゴン、アウディA4アバント、ボルボV60等
マンション住まいの人にとってはステーションワゴンは物理的理由でも大きな選択肢になりますね。
ちなみに僕は駐車場の制約が大きな理由で今の車に決めた経緯があるよ。
近くに大きなSUVを停められるいい駐車場が見つからなかったんだ。
でも今の車にして全然後悔してないよ。
駐車場の制限サイズに適合しやすいのはステーションワゴンが○
SUVとステーションワゴンの比較⑤リセールバリュー
リセールバリューは車を売却する時に購入額の何%で売却できるかを示した値です。
中古車市場の需要で決まるんですが今であれば間違いなくSUVが人気です。
トヨタ・ランドクルーザーなどは5年落ちのリセールバリューで6割を超えることもあります。
▼リセールバリューの高い車の条件はこちら▼
リセールバリューで選ぶならSUVが○
注意!SUVを選ぶ前に勘違いしてないかチェック!
SUVについて勘違いしている人が多い項目2つについて解説します。
SUVイコール四輪駆動。どんな道でも大丈夫。
すでに説明したとおり今のSUVは乗用車ベースがほとんど。普通の車と何も変わりません。
多くの車種が2駆モデルと4駆モデルをラインナップしています。
車種によっては9割の人が2駆モデルを選択するそうです。
また4駆モデルを選択してもSUVの形から想像してどんな悪路(雪道や、泥道)でも問題なく走れると思っている人は要注意です。
あくまで乗用車ベースなのでクロスカントリー的な使い方はできないと思ったほうがよいです。
出来ない理由は4輪駆動のシステムが一般生活の範囲内での利用を想定した生活4駆だからです。
この辺りの詳細はまた別の機会に記事にしたいと思います。
本格的なクロスカントリー性能を求める人は、ランドクルーザーやジムニー、JEEPラングラーなどを選ぶしかないですね。
SUVの方が荷物が多く積める
ステーションワゴンよりもSUVのほうが荷物が多く積める。
そう思っている人がいますがそうでもないです。
カラログ値上の荷室容量で比較するとSUVのほうが大きいんですが荷室面積が狭いことが多いです。
SUVは面積が狭く高さ方向に容量がある
反対にステーションワゴンは荷室面積が広くて高さ方向でSUVよりも低いことが多いです。
ステーションワゴンは高さ方向は低く面積方向に容量がある
実際荷物を積む際には荷室面積が広いほうが実用性が高く、より多くの荷物を積みやすいです。
数値だけで判断せず荷室の形状もしっかり考慮しましょう。
変にイビツな形状で実際には大きな荷物が乗らないとか、思ったよりたくさんの荷物が詰めないとかいうことがよくあります。
まとめ:SUVとステーションワゴンの比較
いかがでしたか?
SUVとステーションワゴンで自分のライフスタイルに合うのはどちらか?
比較のためのチェック項目5つを解説しました。
- 車を使って何をしたいか
- ミニバンからの乗り換えの場合には
- 燃費を基準に選ぶなら
- 自宅駐車場の規定サイズを確認
- リセールバリュー
SUVに関する勘違いについても解説しました。
- SUVイコール4駆。SUVならどんな道でも大丈夫
- SUVの方が荷物が多く積める
記事ポイントのまとめです。
- 日常的に長距離移動が目的ならステーションワゴンが○
- 特に目的があるわけではないが便利な道具として色々な使い方をしたい人はSUVが○
- ミニバンからの乗り換えならSUVが○
- 燃費を気にするならステーションワゴンが○だがそもそも気にするほど差はない。
- 駐車場の制限サイズに適合しやすいのはステーションワゴンが○
- リセールバリューで選ぶならSUVが○
車選びで迷って人がいたらぜひこの記事を参考にしてもらいつつ、最終的には自分の気に入った車を選んでもらえれば幸せなカーライフが過ごせるかなと思います。
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