こんにちは。なばっち(@go-travelblog.com)です。
初めてのドイツ旅行を計画している人のお手伝いができる記事です!
旅行はツアーよりも個人旅行が好き!
だけど初めてのドイツ。
英語は通じるのかな?
ガイドブックは持っていくけど不安だな。。。
初めてドイツ旅行に行く場合、ほとんどの旅行者の方がフランクフルトかミュンヘンから行動を開始すると思います。
僕が初めてドイツを訪れた時もフランクフルトを起点にドイツの観光名所を周りながらミュンヘンを最終目的地とするルートを辿りました。
ですので今回は僕の経験をふまえ、フランクフルトを起点に主に南西ドイツの有名観光地であるライン川沿い、ケルン、ロマンチック街道沿いの街を観光してミュンヘンまでを鉄道で辿るルートを紹介します。
初めてのドイツ!オススメ観光ルートを旅程で解説します!
【到着日】フランクフルト空港着後に宿泊地へ移動!オススメはマインツ!
フランクフルト国際空港に到着したらまずは観光の拠点となる宿泊地に移動しましょう。
その際フランクフルトを拠点に置くことはオススメしません。
正直フランクフルトにはこれといった見所もなく、治安もあまり良い場所ではないからです。
オススメはフランクフルト空港駅からSバーン(郊外路線)で20分のところにあるマインツ!
フランクフルト郊外の都市で小高い丘に住宅地が広がる環境の良い街です。
マインツ中央駅からはフランクフルト空港駅やケルンなど主要駅にアクセスしやすく、ドイツ版新幹線のICE(インターシティエキスプレス)も停車するのでドイツ旅行前半の拠点として使い勝手が良いです。
【2日目】リューデスハイム・アム・ラインからライン側クルーズでサンクトゴアールスへ!
その後鉄道でケルンへ!
ドイツ旅行二日目は早朝から行動を開始しましょう。
マインツ中央駅発6:45分発のRB(レギオナルバーン/普通電車のことです)に乗ってヴィースバーデン中央駅へ。
そこから私鉄のVIAに乗り換えリューデスハイム・アム・ラインへ向かいます。
この時間で出発するとヴィースバーデン中央駅での乗り換え時間は8分ですがドイツの鉄道は高確率で遅れます。。。
ヴィースバーデン中央駅に到着したらダッシュ!
VIAの発着する1番線へ!
国鉄→私鉄の乗り換えですが日本みたいに改札はありません。
いきおいで停車してある電車に乗り込みましょう!
リューデスハイム・アム・ライン駅に到着したらライン川を右手、ぶどう畑を左手にライン川沿いにしばらく進みましょう。
少し歩くとライン川沿いにチケット売り場があるのでライン川クルーズのチケットを購入しましょう。
クルーズ船の会社は何社かあるのでどこでもいいと思いますが、特にこだわりがなければKD社のクルーズが船数も多くオススメです。
行き先はサンクト・ゴアールスまでのチケットでOKです。
ライン川クルーズの見所はほとんどがリューデスハイム・アム・ライン〜サンクト・ゴアールスに集中していて、それ以上は時間がかかるばかりであまり意味がありません。
ライン川クルーズは4月〜10月中旬までが運行期間です!
船に乗り込んだらぜひデッキ席につくようにしましょう。
天気が良ければ青空のもとで爽快なクルーズを楽しむことができます。
KDのクルーズ船は観光スポットに近づくとアナウンスが流れます。
ドイツ語、英語の他に日本語でのアナウンスもあります。
時期にもよりますが船上デッキは風邪が強く寒いです。
しっかりした防寒着を持っていくことをオススメします。
ライン川の景色を堪能したらサンクトゴアールスで下船しましょう。
ほとんどの乗客がここで下船するので迷うことはないです。
ここから鉄道で次の目的地ケルンへ向かいます。
サンクトゴアールスでは船が着岸する左岸にDB(ドイチェ・バーン)のサンクトゴアール駅と、対岸にある私鉄VIAのサンクトゴアールスハウゼン駅がありますが、サンクトゴアールス駅でOKです。
ここからRB(レギオナル・バーン)に乗ってケルン中央駅へ向かいます
ケルン中央駅に着いて外に出るといきなり目の前に巨大なケルン大聖堂が現れます。
ドイツ人に「自分達の国で一番誇るべきものは?」と質問するとケルン大聖堂と答えるらしいです。
ケルンは僕たち旅好きにはあこがれのリモワの発祥の地です。
大聖堂の裏手通りにリモワの本店がありますよ。
記念にぜひ訪れてみましょう。
一通りケルンを観光したら今日はマインツに戻ってゆっくり休みましょう。
ケルンからマインツに戻るにはICE(インターシティエキスプレス)に乗車できるように時間を調整しましょう。
RB(レギオナル・バーン)では時間がかかり過ぎます!
【3日目】古城とドイツ最古の大学がある美しい都市ハイデルベルクを日帰り観光!
三日目は日帰りで美しい古城が映える都市ハイデルベルクへ向かいましょう。
この日も早朝から行動します。
ハイデルベルクへの行き方はマインツ中央駅からフランクフルト空港駅へ移動し、そこからICE(インターシティエキスプレス)でハイデルベルク中央駅まで向かいます。
ハイデルベルク中央駅に到着したら東口から出て駅前にあるインフォメーションでハイデルベルクカードを購入しましょう!
市内の交通機関乗り放題、ハイデルベルク城入場券、ケーブルカーの往復券などがついていてお得に市内観光ができるカードです。
ハイデルベルクの旧市街は古い町並みが広がる本当に美しい街です。
徒歩で市内散策をするだけで目移りするような場所が点在しています。
高台に位置するハイデルベルク城からは市内を一望できます。
赤い屋根の建物が川沿いに立ち並んている町並みは観ていて飽きません。
ハイデルベルク市内観光をして時間があまったらマインツへ戻る途中にフランクフルト中央駅に途中下車してみるのもいいかもしれません。
フランクフルト中央駅はドイツ最大のターミナル駅でアーチ状の屋根の下に何本ものプラットフォームが並ぶ様はテレビで見るヨーロッパの終着駅そのものです。
【4日目】鉄道でローテンブルクまで移動!ロマンチック街道の宝石といわれる街を観光!
3日間滞在したマインツを後にしてローテンブルク・オプ・デア・タウバーに向かいます。
マインツからローテンブルク・オプ・デア・タウバー!
そこらかさらにフュッセンまでの鉄道での移動の仕方は別記事で解説します!
ロマンチック街道の宝石と言われるローテンブルク・オプ・デア・タウバー。
旧市街は画に描いたかのようなメルヘンな世界観の街並みです。
特に女性は大好きですよね!
ローテンブルク・オプ・デア・タウバー駅から旧市街までは意外と距離があります。
旧市街に入ってからは石畳の路がずっと続くのでスーツケースにすごいストレスがかかります。
タクシーでの移動がオススメです。
ちなみに僕はスーツケースのウィールが一個吹っ飛びました。。。
この後の旅が悲惨なことになったのは簡単に想像できると思います(涙)
この日は旧市街のホテルに宿泊します。
旅マガブログではブルグホテルをオススメしています。
温かい雰囲気の老紳士が出迎えてくれるアットホームな宿です。
夜の旧市街もライトアップされて幻想的な雰囲気の街並みを作っているのでひったくりに十分注意して夜歩きを楽しみましょう!
比較的治安の良いドイツですがここは外国!
旅の気分に浮かれて夜の街を楽しみたい気持ちはわかりますが、ひと気のない通りを歩くのは危険です!
十分注意しましょう!
【5日目】旅も後半です!ロマンチック街道終点の街フュッセンまで移動!
ロマンチック街道の終着点フュッセンに移動しましょう!
ローテンブルク・オプ・デア・タウバーからフュッセンまでは鉄道を乗り継いで5時間程の旅程になります。
フュッセンはドイツアルプスの麓に広がる小さな町ですが、ロマンチック街道切っての観光スポットノイシュバンシュタイン城への玄関口になっているため観光客で賑わう活気のある街です。
雰囲気のある街を散策し本日はここで宿泊しましょう。
宿泊するホテルはフュッセン駅の近辺がオススメです!
翌日早朝から移動しますが、ノイシュバンシュタイン城へ向かうバスがフュッセン駅から出るためです。
【6日目】シンデレラ城のモデル!ノイシュバンシュタイン城〜バイエルン州都ミュンヘン
早起きしてノイシュバンシュタイン城へ向かいましょう!
ホテルをチェックアウトした時に大きめの荷物はホテルに預かってもらった方がよいです。
ホテルにもよりますが荷物の預け方が超適当!
タグも付けずに
「そのへん置いていっていいよっ!」
って感じで、かなり不安になりますが貴重品は手元に持っていきおいで預けましょう!
ノイシュバンシュタイン城へはフュッセン駅前のバス停からバスに乗っていきます。
バスは73番・78番です。
行き先はホーエンシュヴァンガウ!ノイシュバンシュタイン城の麓の小さな村です。
ホーエンシュヴァンガウのバス停に到着したら、少し坂を登っていくとチケットショップがあり本体はここでノイシュバンシュタイン城の入場チケットを購入します。
しかし現在は昨今の状況のせいで当日券の販売はおこなっておらずオンラインでの購入のみになっているようです。
公式のオンラインチケット販売はこちら↓
ドイツ語と英語のサイトですがchromeの翻訳機能を使えばOKです。
ノイシュバンシュタイン城は入場時に人数制限をしていてチケットに書かれた時間にならないと入場できません。
※お城の中に入らないのならチケットは不要です!
ホーエンシュヴァンガウからノイシュバンシュタイン城下にあるマリエン橋まで移動します。
移動手段は
- バス(10分位)
- 馬車(20分位)
- 徒歩(40分位)
マリエン橋はけっこうな谷底にかかる吊橋でノイシュバンシュタイン城がもっともキレイに見える場所です。
僕が訪れた時はマリエン橋が改修中で橋に行けませんでした(涙)
正直、かなり悔しかったです!
ノイシュバンシュタイン城の入り口までくると電光掲示板に番号が掲示されています。
自分の持っているチケットの番号を見て順番がきたらお城に入場しましょう。
オーディオツアーなのでオーディオを受け取ります。なんと日本語あり!
お城が建てられた歴史なんかを聞きながら場内を観光します。
場内のバルコニーからみたドイツアルプスの風景がびっくりするくらいの絶景でした!
風景を観てここまで感動したのは初めてだったかもです!
ノイシュバンシュタイン城の観光が終了したらフュッセンへ戻り、預けておいた荷物をピックアップして本日の宿泊地であり今回の旅の最終目的地ミュンヘンを向かいましょう。
ミュンヘンは今回の旅で最大の都市です。
これまでは鉄道に乗っても人も少なく快適だったと思いますがミュンヘンに近づくにつれて乗客がどんどん増えます!
夕方の時間帯にミュンヘンに向かう旅程なので学生が大量に乗り込んできて東京の通勤電車の様です。
スーツケースを持った旅行者はかなり迷惑モノなので出入り口近くに乗車するようにするといいかもしれません!
ミュンヘンに到着したら宿泊先のホテルに移動し、軽く市内観光をして今日はゆっくり休みましょう!
【7日目】ミュンヘン市内観光
終日ミュンヘン市内を観光しましょう!
ミュンヘンは今回の旅程中ダントツで大きな都市です。
歴史もあり見所が満載!
事前に行ってみたい場所をピックアップして効率的に街を周りましょう!
旅マガブログはヨーロッパサッカーとドイツ車、リモワのスーツケース、ビールが大好きです!(ドイツに移住したい!)
そんな旅マガブログがここミュンヘンでオススメするのは
- バイエルン・ミュンヘンの本拠地アリアンツ・アレーナ
- BMW本社とBMWミュージアム
- リモワが安いヘッツェネッカーめぐり
- オクトーバーフェスト
どれもミュンヘンに行く目的としてもいい観光名所?です(笑)
ドイツでは10月上旬にオクトーバフェストと呼ばれるビールを中心とした祭典が開かれます。世界中のビール好きが集まりドイツ中がお祭り騒ぎです!
この期間は飛行機のチケットも取りづらく街も騒がしいのでビールに興味のない方はこの期間を避けたほうがいいです!
【最終日】日本へ帰国!
最終日です。
旅程にもよりますが早朝からミュンヘン空港に移動し日本に帰国します。
ドイツ旅行最後の日ですがここでリモワ好きの方にはやることがあります(笑)
リモワルフトハンザモデルの購入です!
さぁ。飛行機に乗り込み日本に帰りましょう!
おつかれさまでした。
初めてのドイツ旅行はいかがでしたか?
今回は初めてのドイツ旅行を楽しめるオススメルートをポイントで紹介しました。
みなさんの旅が楽しい時間になることを心から願っています。
滞在日数はどのくらい必要?
今回オススメしたルートの旅程は7泊9日です!
旅マガブログ的には初めてドイツを訪れる方にはこの位の滞在日数をオススメします!
ドイツの主要な観光地を満喫するにはこのくらいの滞在日数は必要だと思います。
9日も会社を休めない人は
- ハイデルベルク観光を外す
- ミュンヘンでの宿泊を1泊にする
など調整することで旅程を短縮することができると思います!
初ドイツで訪れるべきシーズンは?
オススメは10月のオクトーバフェスト直後!
一般的にドイツのベストシーズンは夏(5月〜9月)と言われています。
この時期は気候も安定し日の入りが22時位と行動できる時間が長いことも理由だと思います。
ベストシーズン以外にドイツといればクリスマス・マーケット!ということで12月に訪れる理由もありますよね!
ドイツのクリスマス・マーケットは世界中の人が訪れる一大イベントです!
但し、ドイツの冬はメチャクチャ寒いです!
最高レベルの防寒準備をして行く必要があります!
今回なばっちが訪れたのは10月中旬!
この時期はオクトーバフェストが終了しドイツが冬を迎える直前でもあってライン川クルーズ等の観光系が冬期休業に入る直前でもあります。
人出も落ちつていて観光施設を巡るにはもってこいの時期!かつ天候も安定しているとあって旅マガブログ的にはかなりオススメしています!
実際僕が訪れた期間中はずっと晴れ!暑くもなく寒くもなくベストな気候で観光を楽しめました!
初めてのドイツで費用はどの程度準備すればよい?
7泊9日の旅程
夫婦二人旅行での経費を公開します
- 航空券:特定航空券
- 宿泊日:€1,328
- ジャーマンレイルパス(1等):€460
- 食費:€400
- その他雑費:€150
現在のレートで30万円弱です!
今回は航空券をANAマイルの特定航空券で取得したので通常購入した場合は航空券代がプラスになります。
ジャーマンレイルパスは海外からの旅行者向けの鉄道乗り放題チケットです。国鉄のDB(ドイツ鉄道)だけでなく、私鉄、ドイツ版新幹線のICE(インターシティエキスプレス)にも乗車できます。
日本国内からも購入できます。
まとめ
初めてのドイツ旅行はいかがだったでしょうか?
旅マガブログ的に始めてのドイツ旅行にロマンチック街道を中心としたドイツ南西部を紹介しました。
ドイツは観光名所も多く比較的治安もいいことから初めてのヨーロッパ旅行先としてオススメできる国です。
この記事をぜひ参考にしていただいて初めてのドイツ旅行を楽しんでもらえたらと思います。