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新型BMW530eMスポーツ試乗レビュー|先進機能をフル装備したPHEV

BMW530eのカーロゴ

新型BMW530e Mスポーツに試乗してきました。
この記事では試乗レビューと僕の勝手な採点評価をお届けします。

試乗での感想や評価は完全に筆者の主観に基づくものです。内容によっては気分を悪くされる方がいると思いますがご容赦ください。

こんにちは!なばっち(@go-travelblog.com)です。

今回の新型5シリーズは2020年にビッグマイナーチェンジが行われ、最新の運転支援装置など先進装備が追加されて新型3シリーズなどから出遅れていた装備面でも並びました。

そんな新型5シリーズの中で今回試乗したのはPHEVの530e。
今BMWが力を入れている電動車両ですね。

実は僕自身5シリーズもPHEVも今回が初めての試乗。とっても楽しみにしてました。

現行3シリーズオーナーとして3シリーズとの違いやPHEV特有のドライブフィールを中心に試乗レビューをお届けします。

≪新型BMW530eMスポーツの評価≫

動力性能   
ハンドリング
乗り心地  
長距離移動 
静粛性   
使い勝手  
燃費    

≪この記事でわかること≫

  • 新型5シリーズのグレート展開や価格等の基本情報
  • 新型530e Mスポーツの内外装
  • 新型530eの試乗レビュー
  • 新型530eがどんな人におすすめなのか
なばっち

ぜひ最後まで見ていってくださいね。

新型BMW530e Mスポーツの基本情報

新型5シリーズのグレード展開・価格・スペック

新型BMW5シリーズのグレード展開と価格

523i Standard 678万円
Luxury 743万円
M Sport 798万円
523d xDrive Standard
Edition Joy+
711万円
Luxury
Edition Joy+
776万円
M Sport
Edition Joy+
831万円
530i Luxury 844万円
M Sport 869万円
530e Luxury
Edition Joy+
815万円
M Sport
Edition Joy+
840万円
540i xDrive M Sport 1104万円
M550i xDrive   1319万円

新型BMW530e Mスポーツのスペック

≪新型BMW530e基本スペック≫

  • 全長✕全幅✕全高:4975✕1870✕1485mm
  • ホイールベース:2975mm
  • トランク容量:410L
  • 車両重量:1910kg
  • エンジン
     最高出力:184ps/5000rpm
     最大トルク:300Nm/1350-4000prm
  • 電気モータ
     最高出力:109ps/3140rpm
     最大トルク:265Nm/1500rpm
  • 駆動方式:FR
  • トランスミッション:電子油圧制御8速AT
  • タイヤ/ホイール:フロント245/40R19
             リア275/35R19
  • ハイブリッド燃費(WLTC):12.8km/L
  • EV走行可能距離(WLTC):54km

新型5シリーズは最新の運転支援も装備された

新型5シリーズには3シリーズなどに先行装備されていた待望の最新運転支援機能が装備されました。

これで3眼カメラを用いた高精度のACC(アクティブクルーズコントロール)やハンズオフアシストが5シリーズでも使用できるようになりましたね。

5シリーズに興味のあった人は随分待ったんじゃないでしょうか。

≪運転支援機能≫

  • ACC(ストップ&ゴー機能付)
  • レーンコントロールアシスト
  • 車線逸脱警告
  • 隣車線車両検知警告
  • 高速道路渋滞時ハンズオフアシスト
  • 車線変更アシスト
  • 前車接近警告
  • 衝突回避・被害軽減ブレーキ(回避アシスト付)
  • 後車衝突警告
  • クロストラフィックアラート
  • 制限速度自動読み取り
  • PDC(ビジュアル表示付)
  • パーキング・アシスト
  • トップ+3Dビュー表示
  • 側面カメラ
  • 後方カメラ
  • 後退時ハンドルアシスト
  • 誤発進抑制制御

BMWハンズオフの実車レビューはこちらの記事

BMWハンズオフができるコックピット
BMWのハンズオフ機能は使える?実車オーナーが伝える実際のところ最新のBMWに搭載されているハンズオフ機能についてオーナー目線でレビューした記事です。本当に使える機能なのかをメリット・デメリットの両面からお伝えします。...

新型5シリーズ 530eについて

530eは5シリーズのPHEVモデル。

PHEVは自宅や充電スタンドから直接充電でき、完全なEVモードで53kmも走行できます。

毎晩自宅で充電して日々の通勤やお買い物に使用する位なら一滴のガソリンを使用しなくても走れる。こんな使い方もできるんですね。

環境に良いだけのecoカーといったら全然そんなことなくて、2Lの直列4気筒エンジンと電気モーターのシステム合計で293ps/565Nmを発生する数字だけみれば超高スペックモデル。
この辺りはBMWらしいです。

BMWは電動車を購入したユーザー向けに定額で全国で20,000箇所以上ある充電スタンドを利用できる「BMW Chargingサービス」を提供しています。

最初の1年は無料。以降は普通充電が¥2,500/月。
使い方によっては元が取れるかもですが微妙なラインですね。自宅に充電設備を設置できない人には良い選択かも。

新型BMW530e Mスポーツの内外装

エクステリア

エクステリアはフロント周りとリアコンビネーションランプのデザインが変更になってます。

新型BMW530e Mスポーツの外装1
530eのフロント周り

フロント周りは最近のBMWの例に漏れずキドニーグリルが大型化。
ヘッドライトが切れ長になってキドニーグリルにつながるデザインになりました。

パッと見は3シリーズと見分けがつかない感じです。

最近は4シリーズ辺りからデザインが変な方向にとんでいってしまったので正直安心しました。

新型BMW530e Mスポーツの外装2
530eのサイドビュー

サイドビューは変更なしです。
ロングノーズ、ショートオーバーハングのスポーティなシルエットは健在ですね。最近のBMWで少なくなってきたフロントフェンダーからリアコンビネーションランプまで伸びるキャラクターラインが残っているのもポイントです。

新型BMW530e Mスポーツの外装3
530eのリア周り

リアエンドはコンビネーションランプが立体的な面発光のLEDに変わりました。
最近の車っぽくなった印象です。

インテリア

内装は基本的に旧モデルからのキャリーオーバーです。

新型BMW530e Mスポーツの内装1
530eの前席全景
新型BMW530e Mスポーツの内装2
530eのコックピット周り
新型BMW530e Mスポーツの内装3
530eのドアトリム
新型BMW530e Mスポーツの内装4
530eのセンターコンソールシフト周辺
新型BMW530e Mスポーツの内装5
530eの後席

メーターが最新式のフルデジタルメーターに変わったのと、センターディスプレイが大型の12.3インチに変更になっているのが目新しいですがそれ以外は基本同じ。

デザイン言語は一世代前のモノなのでちょっと古さはあります。

使われているマテリアルはさすが5シリーズで木目パネルやレザー、ソフトパットがあちこちに使用されていて高級感漂っています。

細かいスイッチ類もちゃんと加飾がされていて手を抜いているような部分はほとんどないですね。

自分の乗っている3シリーズと比較するとやっぱりこの辺の高級感はとても5シリーズには勝てないと思いました。

この時点で「新型530eが欲しい!」と思った人は新型BMW530eMスポーツを好条件で購入する方法にジャンプ

新型BMW530e試乗レビュー

エンジンとモーターの切り替え制御がとても自然

530eはドライブモードセレクトが4種類あります。

  • eドライブ
  • ハイブリッド
  • スポーツ
  • アダプティブ
  • eドライブは極力エンジンを使わずにモーターだけで走行するEVモード
  • ハイブリッドはクルマ側が状況に応じてエンジンとモーターを最適に入り変えてくれるモード
  • スポーツは常にエンジンかかりっぱなしでモーターでアシストしながらパワー全開で走るモード
  • アダプティブは路面の状況に応じてサスペンション減衰力を可変制御するモード

今回の試乗はハイブリッドモード主体で行っています。

ハイブリットモードといってもバッテリーの残電量が十分だったため普通に走行している分には全くエンジンは始動しませんでした。これは燃費良さそうといった感じです。

0スタートはモーター単体で車が動き始めるのでメチャクチャスムーズです。

そこからアクセルを強く踏み込んでいくとエンジンが始動してモーター+エンジンで加速していくんですが、注意して気にしないとモーター+エンジンに切り替わったのがわかりません。

車の静粛性が高いのでまずエンジンがかかったことに気づかず、モーター+エンジンになった時のつながり方もシームレスで違和感ないのでこのタイミングでも気づきません。

ただ試乗して感じたのはやっぱりモーターの加速感は内燃機とはかなり印象が異なるということです。

全く振動なくスーッと車が動いていくんですよね。かつトルクの出方にラグがないのでアクセルを入れた瞬間に車が前に進む感覚はとても新鮮です。

慣れが必要だったのは回生ブレーキが強烈なこと。

ちょっとでも充電しようとするんでしょうね。アクセルを抜くとすごい減速感でブレーキ踏まなくても止まっちゃうんじゃないのと思うくらいです。

530eの乗り心地は極上!

僕の中でBMWは明確に硬い!というのがこれまでBMWを3台乗り継いてきての印象ですが5シリーズは全く違いますね。

乗り心地は極上です。

ステアリングや足回りからの不快な振動や入力が全くないです。荒れた路面を走っているのにまるで舗装された道のようにキレイに走る。

柔らかい足とはちょっと意味が違います。ロールは抑えられているし加減速での前後ピッチングもない。でも路面からの情報はステアリングとシートを介してちゃんと入ってくる。

不思議な感覚です。

ダイレクト感や硬質感では3シリーズの方がリニアなんですが、5シリーズは不要な路面や周囲からのノイズはカットしつつも動きの正確性やハンドリングが100%BMWなんですよね。

後輪操舵のおかげで取り回しはすこぶる良好

新型BMW530eは後輪操舵機能が標準装備されています。

後輪操舵はその名の通り前輪以外に後輪もステアリングを切る機能です。

低速域では前輪を切った方向と逆位相に後輪を切って小回り性を向上させて、高速域では同位相に後輪を切って安定性を高めてくれます。

実際530eの最小回転半径は5.7mで3シリーズと同じ。

思ったのはこんな大きな車なのに運転していて全くその大きさを感じないことです。

この辺は明確に後輪操舵が働いている証拠といえます。

5シリーズと3シリーズは明確に違う

走りの印象は5シリーズと3シリーズの間に明確な差があります。

新型3シリーズはサイズが大きくなって全体の質感も向上したことから一部に5シリーズいらずなんて記事も見かけますが全くそんなことないですね。

3シリーズは足回りの硬質さであったりステアリングの重さであったりと完全にスポーツ寄りに振られていて運転することを楽しむような車。
人によっては乗りにくいと感じてしまう面もあると思います。

それに対して5シリーズは完全に高級サルーンです。

とにかく乗り心地が良い。足回りの動きにしても、ハンドルの切った時の車の向きの変え方にしてもとっても質感が高い。一つ一つの動きがしっとりしていて余裕があるんですよね。

内装の質感にしても車内の快適性にしてもやっぱり3シリーズよりもクラスが上の車なんだと実感します。

それでいてスポーツモードに入れてアクセル踏めば一気にスポーツカーのような刺激的な走りに変わるんですからこれ一台で全てが叶うみたいな感じの車です。

操作系も5シリーズの方が全体的にドライバーに優しいです。
1番強く感じるのがステアリング。

新型3シリーズ、特にMスポーツはステアリングのグリップが極太。それでいて操作力も重たいのでドライバーにしっかりハンドルを握ることを要求してくる感じなんですが5シリーズはその辺りが寛容です。

同じMスポーツでもグリップの太さは常識的、操作力も軽い!とまではいきませんが片手での操作も苦にならない程度です。

全体的にリラックスして運転できる印象が強いのが5シリーズの特徴です。

530eで気になった部分

ブレーキベダルの位置がアクセルペダルに対して若干手前気味なことが気になりました。

アクセルからブレーキにとっさに踏み変えた時にブレーキペダルの側面に足が当たることが何回かあったんですよね。

慣れの問題もありますが足の移動量が増えるのでちょっと疲れるかなとも思いました。

5シリーズの購入を考えている人は試乗で確認してみることをおすすめします。

新型BMW530eはどんな人におすすめなのか

BMW530eと女性
出典:BMW

僕の考える530eがおすすめな人は次の3パターンです。

≪530eがおすすめな人≫

  • 自宅に充電設備を設置できる環境にある人
  • PHEVの走行感(モーターの加速や静粛性)に魅力を感じる人
  • PEHVの持つ先進的なイメージに魅力を感じる人

530eはPHEVなので外部の充電設備からバッテリー充電ができます。

この外部充電は普通充電(100v、200v)のみで急速充電には対応していません。満充電に必要な時間は約3.6時間。

そう考えると自宅に充電設備を持っていない人の所有は現実的にきびしいというのが僕の意見です。

PHEVは通常のハイブリッドと違い、夜に自宅で充電し、日中にEVで走行する時間が長いほどメリットがあります。

反対に自宅に充電設備を持ってないとエンジンとモータを交互に使う普通のハイブリットモードを常用することになります。

ハイブリットモードでも十分燃費面でメリットあるんじゃないの?と思うかもですがそうでもありません。

同じ2Lガソリン直4を積んだ523i、530iとディーゼルの523d、それに530eのハイブリットモードのWLTC燃費を比較したのが下の表です。

  523i 523d 530i 530e
燃費 WLTCモード (km/l)
   市街地モード
   郊外モード
   高速道路モード
13.2
9.5
13.2
15.8
15.0
13.2
13.7
17.0
12.5
9.6
12.4
14.5
12.8
8.1
15.7
14.6

見てわかる通り523iよりも悪く530iと比較してもほとんど燃費に差がありません。
523dに至っては明らかに530eよりも燃費が良いです。

これはPHEVがEV走行距離を伸ばすために大容量のバッテリーを搭載することで車両重量が200kg以上重いことに起因しています。

先進的なPHEVの530eですが実質メリットを得ることができる人は限られるのが実際のところでしょう。

燃費基準で5シリーズを選択するなら523i、523dの方が現実的です。

まとめ:新型BMW530eは先進機能満載のPHEV

いかがでしたか?

今回は2020年にマイナーチェンジした新型BMW530e Mスポーツの試乗レビューをお届けしました。

≪この記事で解説した4つのポイント≫

  • 新型5シリーズのグレート展開や価格等の基本情報
  • 新型530e Mスポーツの内外装
  • 新型530eの試乗レビュー
  • 新型530eがどんな人におすすめなのか

現実的に所有できる環境の人がどれだけいるか?という問題はあるものの車自体の完成度はとても高かったです。

最新の運転支援を搭載し先進的なイメージのPHEVであること。超絶上質な乗り心地とBMWらしいスポーティさを併せ持った530eはある意味で理想の1台!という印象を強く受けました

新型BMW530eを好条件で購入する方法

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