今乗ってる車を売ろうか考えてるんだけど売却時期って気にしたほうがいいの?
気にしたほうがいいです。
こんにちは!なばっち(@go-travelblog.com)です。
車って売る時期が1カ月違うだけで10万円単位で売却額が変わることもあるんですよ。
なるべく高く車を売るには需要のある時期を狙うのがコツなんです。
僕自身これまで何度も車を売却してきてますが、時期やタイミング、その他なるべく高値で売るために注意しているポイントがいくつかあります。
ちょっとしたことなんですが知って実践するだけで金額にけっこうな違いがでるのでこの機会にぜひ豆知識として学んでいって下さい。
この記事では車を売る時期やタイミング、その他やっておいた方が良いポイントについて次のように解説していきます。
- 車を高く売るには時期が重要!1〜3月と9〜10月が狙い目
- 車を売る時期以外に気にしたほうが良いタイミング
- 車を少しでも高く売るために「やっておいたほうがよいコト」
この記事を読み終えると少しでも高く車を売るためのコツがわかり、次の愛車購入時の負担を少なくしてくれます。
けっこう為になる情報なのでぜひ最後まで読んでいってくださいね!
▼車を売りたい!そう思ったらこちらの記事▼
車を高く売るには時期が大事
車を売るのに適した時期は1〜3月/9月〜10月
1年の内で車を売るのに適した時期は1〜3月と9月〜10月の2回です。
- 4月は転勤や進学などの新生活に合わせ車の購入層が増えるためその少し前に買取需要が高まる
- 9月は夏のボーナス後で購入層が増えるためその少し前に買取需要が高まる
- 3月、9月は多くの買取業者が決算月のため買取強化しやすい
これって自分が車を売る側の立場だと思って考えると理解しやすいです。
特に4月は新卒で地方に配属されたり、転勤で新天地に移動したり、様々な理由で車が必要になる人達が増えますよね。
車を売る側にとってこの時期は台数を捌く絶好の時期なんです。
この時期に売る車がない!なんてことになれば致命傷に成りかねない。
だからそれまでの間になるべく仕入れを多くして在庫を増やしておきたいんです。
またこのタイミングと買取業者の決算時期が重なることも大きな理由です。
売上を伸ばして好決算で終えたい業者と、同じタイミングで車が必要な消費者。
双方の需要が一致するので買取価格が上がりやすくなるんですね。
ちなみに僕は車の買い替えを5年サイクル、時期を2月、3月でほぼ固定しています。
ちょうど5年目の車検が2月、3月になるようにしているんです。
このサイクルと時期を固定しておくとその都度売却タイミングで迷うことがなくなるので楽なんですよね。
車を売る時期と買い替え時期は同じタイミングの人が多いと思います。
車の買い替え時期も3月や9月がタイミングとしては適していて、理由は新車ディーラの決算月も3月や9月だからです。
▼車の買い替え時期やタイミング▼
車を売るのに適さない時期は4月と年末
車を売るのに適さない時期は4月と年末です。
- 直前1〜3月、9〜10月の買取相場が落ち着いて需要が一段落するから
- 4月に自動車税の支払があるから
4月以降や年始は消費者が車を新たに購入する理由、きっかけがないので販売台数は伸びません。
だから販売業者も在庫を抱えるのを嫌って買取を弱めるんですね。
需要がないのでこの時期に車を売ろうとすると完全に買い手優勢で足元を見られます。
また4月は自動車税の徴収時期です。
4月に車を売るということは自動車税を払ってから売るということです。
自動車税は今後一年間に対して払う税金なので4月に車を売ると丸々1年間所有してない車のために税金を払うことになるんです。
これってちょっと微妙ですよね。
以上の理由で4月や年末は車を売るのに適した時期とはいえないんです。
車を売る時期以外で気にしたほうが良いタイミング
1つ前の項目で車を売るの適した時期は1〜3月、9〜10月だとお伝えしました。
この項目ではそれ以外で車を少しでも高く売るために気にしておいたほうが良いタイミングについてお伝えします。
- 車検の前後
- モデルチェンジ
- 走行距離と年式
- 売ると決めたらなるべく早く
車検の前後
車を売るタイミングとして車検時期は誰もが意識しますよね。
車検を通す前と通した後、どちらのほうが買取額が高いのか?
それぞれのメリットは次の通りです。
- 車検を通す前に売却するメリットは車検費用が不要なこと
- 車検を通した後に売却するメリットは次の車検までの残期間が査定に反映されること
ただしこれについて僕は車検を通す前に売るべきと考えています。
- 車検を通した直後の査定アップが厳密に幾らか分からない
- 思わぬ修理箇所があった場合車検費用が高額になる可能性がある
- 車検を通してしまうと、あと1年乗ってからと決心が揺らぎその間に車の価値が下がる
車検を通した後に売却することのメリットが査定アップなら、そのアップ分で車検費用を回収できないと意味がないわけですが、回収できるかどうかはギャンブルなんですよね。
しかも車検費用はどんなに安くても10万円、ディーラーならばもっと高額です。
この金額を回収できるほど査定がアップすることはまずないと思います。
モデルチェンジ
一般的に今乗っている車がモデルチェンジして新型が発表されると現行モデルの査定額は大きく下がります。
いわゆる型落ちモデルになるからです。
近々車を売るつもりでモデルチェンジの情報があるなら早々に売却検討を始めたほうが良いと思います。
走行距離と年式
走行距離と年式は車の査定額に直結します。
基本的には走行距離も年式も伸びれば伸びるほど査定は下がりますが、これを超えると一気に査定に響く大台といわれるタイミングがあります。
- 走行距離:50,000km
- 年式:5年落ち
この数値にはそれなりに意味があります。
買取業者やディーラー下取りは車の標準走行距離を1年アタリ100,00kmとして見てるんです。
多くのユーザーは2回目の車検である5年目のタイミングで売却を検討するので走行距離で50,000km。このアタリが標準的な使われ方をした車ということになるんですね。
だから5年時点の走行距離が50,000km以上の車は標準以上の使われ方をした車と見られ査定額に影響することがあるんです。
あくまで一般論として少しでも高値で売りたいなら大台を超える前に売却したほうが良いですが、あまり神経質になってもしようがないので何となく意識する位でいいと思います。
好きな車はガンガン乗り回したほうが楽しいですからね。
売ると決めたらなるべく早く
ここまで車を売るのに適した時期やタイミングについて解説してきました。
但し車の売却には大前提があって、「売ることを決めたらなるべく早く」が基本になります。
車は新車で購入した直後から価値が下がり続けます。
売却タイミングを考え過ぎているとその間もどんどん価値は下がっていきます。
車を売る!と決めたらなるべく早く売却の検討を始め、その上で売却に適した1〜3月、9〜10月や各タイミングを意識するのが良いです。
迷ってる間にモデルチェンジして新型が出てしまったや、結局車検を通してしまったじゃ元も子もないですからね。
車をちょっとでも高く売るためのポイント
おまじない程度ですが僕が車を売る時に毎回気をつけている点についてお伝えします。
- 純正部品は捨てずにとっておく
- 整備記録簿や取説等は車検証と一緒に保管しておく
- 見た目の印象は大事!洗車はしておいた方がよい
- 消せる傷は消す
- 複数の買取業者に一括査定をだす
- 本気で車を売る意思があることを伝える
純正部品は捨てずにとっておく
社外品に交換した箇所の純正部品は必ず保管しておき、売却時には純正に戻しておきます。
社外部品は一部のものを除きどんなに高価なものであってもプラス査定にはなりません。
むしろマイナス査定になるものが多いです。
ホイール、ナビ、マフラーやサスペンション、このアタリを社外品に替える人は多いですよね。
可能な限り純正に戻しておきましょう。
エアロパーツは純正エアロに限ってプラス査定です。社外エアロは絶対にマイナスになります。
普段使用していない純正の付属品(スペアキーやリモコン、取り外し式のトレイなど)も失くさないように保管しておきます。
これらを失くすとマイナス査定になります。
整備記録簿や取説等は車検証と一緒に保管しておく
特に整備記録簿は重要です。
その車が定期的に適切な整備を行われてきたことの証明になるからです。
これがないとどんな使われ方をしたのか証明できないので査定に響きます。
毎年ディーラーや整備工場で法定点検を受けている人なら問題ないはずなので、車検証や取説と一緒に書類の有無だけ確実に管理するようにしておきましょう。
見た目の印象は大事!洗車はしておいた方がよい
これは人によって違う意見もありますが、僕はそこそこ意味があると思っています。
なぜなら車を査定するのが人だから。人であれば心象という感情が車のキレイ汚いで多少動くと思うんですよね。
誰だって汚い車を持ってこられるより洗車されたキレイな車を持ってこられたほうが気持ちいいはずです。
その他にも車を売却する時でさえ洗車をしないようなオーナーは、これまでの車の乗り方や使い方が雑だったのでは?と思われ査定に響く可能性があります。
消せる傷は消す
これも洗車をしておいたほうが良い理由と同じです。
実際小さい傷は買取業者が買取後にコンパウンドなどで消してしまうので自分で傷を消す事自体には意味はないと思ってます。
結局は印象の良し悪しの問題だけです。
但しこれは磨きで消せる程度の傷だけです。
パテ埋めが必要なほどの傷は自分で対処すると大惨事になり、むしろマイナス査定に成りかねないのでおすすめしません。
自信がない人は何もせず小さい傷もそのままの状態で査定に出すことをおすすめします。
複数の買取業者に一括査定をだす
車を売却する時に1店舗の買取業者だけで査定するのはNGです。
理由は提示された価格が適正なのかどうか判断できないからです。
判断するためには自分の愛車の買取相場がいくらなのかを正確に知る必要があります。
そのためにも一括査定は絶対に必要です。
でも人によっては一括査定に抵抗感がありますよね。
- 複数の買取業者から嵐のように電話がかかってくる
- 何回も査定日時の調整が面倒
- そもそも時間がとれない
そんな人におすすめなのがMOTAの一括査定です。
実車の確認なしに概算で10社以上の見積をとって、高値をつけた上位3社とだけ実際にやり取りをするので他の一括査定にありがちな電話ラッシュがないのが良い点です。
愛車の適正な価格を知るためにもぜひ一括査定はしておいたほうが良いです。
それでもやっぱり一括査定には抵抗感がある。
買取業者との直接のやりとりが面倒。という人にはUcarPACという選択肢もあります。
本気で車を売る意思があることを伝える
車を査定する査定士さんも人です。
本気で車を売ろうとしているお客には真摯に対応してくれますし、ただの冷やかしだと思われれば適当な扱いをされます。
このお客は本気で車を売る気があるんだと思わせることが大事です。
僕が車を査定に出す時、具体的に行っている3つのことがあります。
- 希望の金額をはっきりと伝える
- 売却の動機(結婚したとか、車検前に買い替えたいとか)と、大まかな売却予定を伝える
- 売却に必要な印鑑や書類(印鑑証明、住民票)は持っていく
とにかく売却までのイメージが明確で、好条件であればすぐにでも売却する意思があることをアピールします。
査定士さんの対応もけっこう変わってきますよ。
まとめ:車を売る時期とタイミング
いかがでしたか?
車を売る時期やタイミング、やっておいた方が良いポイントについて次のように説明してきました。
- 車を高く売るには時期が重要!1〜3月と9〜10月が狙い目
- 車を売る時期以外に気にしたほうが良いタイミング
- 車を少しでも高く売るために「やっておいたほうがよいコト」
ここで説明したポイントを気にするだけでも査定にそれなりの差がでてきます。
車を売ろうかなと考えている人はぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。