eSIMに対応したスマホを持ってるんでGigSkyに興味があるよ。
使った感じはどうなのかな?
こんにちは!なばっち(@go-travelblog.com)です。
GigSky eSIMは世界中で利用できるプリペイド型のeSIMサービスです。
日本語にも対応した専用アプリから初期設定、通信プランの購入、管理まで一括で対応していて、複雑な操作の必要もなく誰にでも扱いやすいのが特徴です。
これまで海外でスマホを使う時に海外旅行用SIMやレンタルWi-Fiを利用していた人でも十分違和感なく使えます。
GigSky eSIMはApple公式サイトにグローバルなサービスプロパイダとして記載されていて信頼性も十分。
数あるeSIM対応サービスの中でも安定のGigSkyといった感じでしょうか。
もちろん実際に使ってみればメリット・デメリットがあるわけなので詳しく説明したいと思います。
今回、iPhoneXSを使って日本国内でGigSky eSIMを約1ヵ月間利用してみました。
利用までの流れ、実際に使ってみて感じたことを順を追って説明します。
GigSky eSIMについて次の4つのポイントで解説します。
- GigSky eSIMのデータプラン
- GigSky eSIMの料金
- GigSky eSIMの利用までの流れ
- GigSky eSIMを使用してみて
この記事を読み終えればGigSky eSIMのひととおりの操作、メリット・デメリットが分かります。
せっかくeSIMに対応したスマホを持っているならぜひ一度使ってみることをおすすめします。
ぜひ最後まで見ていってくださいね!
GigSky eSIMのデータプラン
GigSkyの対応エリアは世界190以上の国と地域
旅行や出張で訪れるレベルであればほぼ世界中で利用が可能です。
GigSky eSIMのデータプランは3種類です。
- Country(カントリー)
- Regional(リージョナル)
- Global(グローバル)
Country(カントリー)
対象国のみでの利用可。
日本であれば日本だけでしか利用できません。
渡航先が1カ国だけの旅行や出張であれば料金も最安なので最適です。
Regional(リージョナル)
対象エリアごとに複数国で利用が可能。
対象エリアは7地域です。
- アジア・パシフィック
- 北米
- ラテンアメリカ
- ヨーロッパ
- BES諸国
- 中東・アフリカ
- カリブ諸国
日本で使う場合はアジア・パシフィックで利用します。
複数の国を周遊する場合には料金的にも一番効率が良い。
ヨーロッパ旅行などは複数国を周ることが多いので最適です。
Global(グローバル)
世界中どこでも利用できます。
一般旅行者にはあまり関係ないですね。
世界中を周るようなビジネスマンや世界一周旅行者が利用するプランです。
5G/30日 $59.99
かなりの割高です。
GigSky eSIMの料金
GigSky eSIMはiOSとAndroidでデータ通信プランが違っています。
ざっと見た感じは両方のプランで同じ金額でした。
アメリカを対象としたiOSの料金
Country
1GB/1日 ¥1099
3GB/15日 ¥2749
5GB/30日 ¥4399
Regional(北米)
1GB/15日 ¥1319
5GB/30日 ¥5499
日本を対象としたiOSの料金
Country
1GB/1日 ¥549
3GB/15日 ¥1429
5GB/30日 ¥2089
Regional(アジア・パシフィック)
1GB/15日 ¥1319
5GB/30日 ¥5499
Globalは全世界で共通
5GB/30日 ¥6599
日本でGigSky eSIMのアプリを利用すると円表記のためそのままで掲載しています。
GigSkyはiOS,Android以外にもiPad、Window用のデータ通信プランもあります。
最新のiPad AirなどはeSIMに対応しているので海外でiPadを使用する時にはデザリング以外の選択肢になりそうです。
GigSky eSIMの利用までの流れ
GigSky eSIMをiPhoneで利用する時の流れを説明します。
1.App StoreからGigSkyのアプリをインストール
GigSkyで検索すると「GigSky eSIMトラベルデータ」でヒットします。
Androidにも同様に専用アプリがあるので一緒にリンクを貼っておきます。
インストールが完了したらアプリを立ち上げます。
最初に位置情報の許可を求められるので許可しましょう。
2.どの国のプランを購入するか選択
今回は日本で利用するので日本を選択します。
もちろん他の国を選択することのできます。
3.利用できるデータプランの選択
6種類から選択できます。
Country:1GB、3GB、5GB
Regional:1GB、5GB
Global:5GB
4.アカウント作成
メールアドレス、パスワード、住んでいる国を入力し「アカウントの作成」をタップします。
5.代金支払用にクレジットカード情報を保存
代金支払はApple Payでもできるので好きな方を選びましょう。
英語圏企業のフォーマットなので住所は都道府県が一番最後です。
記入できたら「カードを保存」をタップして次に進みます。
6.データプランの内容確認と割引コード追加
割引コードを追加すると代金が割り引かれるのでぜひ追加しておきましょう。
コードはGigSkyの公式HPに記載されているので確認してみてください。
問題がなければ右下の「Buy Plan」をタップすれば購入完了です。
購入が完了すると「プランラベルとデフォルトのライン」と出てきますが、ここは特に気にぜず「ラベルをコピーして続行」をタップで次へ進みます。
7.モバイル通信プランを追加とiMessage、FaceTimeの回線選択
「モバイル通信プランを追加」をタップして次に進みます。
GigSky eSIMの優れた点はこのモバイル通信プランの追加がアプリ内で完結していることです。
他のeSIMプラン場合、購入後にサービスプロパイダからQRコードが送付されてきて読み取る作業が必要です。
これが地味に面倒でQRコードをスマホで読み取る必要があるので、いったん他のデバイスで表示させる手間があります。
GigSky eSIMにはこの作業が必要ありません。
iPhoneの場合はiMessageとFaceTimeに利用する回線を聞かれるので利用したいほうを選択して先に進みます。
これでモバイルデータプランの購入は完了です。
8.iPhoneでの設定
モバイル設定を表示させます。
「設定」→「モバイル通信」
モバイル通信プランの場所に普段利用している回線以外に先程購入した「GigSky」の回線が追加されていることを確認して下さい。
ここで回線の名称を変更できるので自分で分かりやすい名称に変更しておくと良いでしょう。
これで初期設定は完了です。
ちなみに今回は日本国内で使用するのとGigSky eSIMはデータ専用プランのためiPhoneの設定は次のようにしました。
モバイルデータ通信:GigSky
デフォルトの音声回線:主回線
モバイル通信プラン
主回線 オフ
GigSky オン
iPhoneの受信画面をを見ると副回線でGigSkyを受信しているのが確認できます。
GigSky eSIMを使用してみて
1ヵ月程度GigSky eSIMを使用しながら、どんな国で利用できるのかも含めて使ってみてメリット・デメリットの両方を感じています。
- 購入、設定、残データ量管理までをアプリで完結できる
- ほとんどの国で利用できる
- 物理SIMと比べて割高
- 通信品質は安定しているが速度は遅め
- Countryプランに対応した国が少ない
もう少し詳しく説明します。
メリット
購入、設定、残データ量、有効期限の管理までをアプリで完結できる
これはホントに便利です。
物理SIMの場合SIMカードの入れ替えやAPN設定などの手間が掛かるところをアプリ内で必要事項を記入していくだけで設定まで完了してしまいます。
専用アプリ内でプランのデータ残量、有効期限まで分かるので突然データ残量0になってSIMカードのショップを探すなどということもなくなります。
ほとんどの国で利用できる
GigSky eSIMに対応した国は世界190ヵ国以上。
個人が旅行や出張で訪れる範囲の国であればほぼ全てを網羅しています。
またデータ通信がローミング方式なので中国本土でもグレートファイアウォールの影響を受けることなく使えます。
デメリット
物理SIMと比べて割高
eSIM自体の普及率がまだ低いこともあって物理SIMとの比較ではまだ割高です。
アジアで数日間の利用を想定した場合の物理SIMとの比較です。
- 【GigSky eSIM】
Regionalアジア・パシフィック22ヵ国:1GB 1319円 - 【物理SIM】
AIS SIM2Fly アジア33ヵ国:4GB 1300円
コストを最優先するならば海外旅行用の物理SIMがまだおすすめです。
▼旅行用SIMの使い方▼
通信品質は安定しているが速度は遅め
Appleの公式でグローバルサービスプロパイダとして紹介されているだけあって通信品質は高めです。
ただ日本で使用している分には若干通信速度は遅いですね。
自分の場合は主回線にYmobileの4Gを使っていますがGigSky eSIMは明らかに遅い。
ローミングである以上はしかたないですね。
Countryプランに対応した国が少ない
日本ではCountryプランの利用が可能ですが海外で使おうと思った時にCountryプランの対象国がとても少ないです。
実際に海外でGigSky eSIMを使おうと思った時にはRegionalプランを使うことが多くなると思います。
この辺りの選択肢がもっと増えれば価格的にも物理SIMと比較できるところにくるとは思うのですが。
まとめ:GigSkyのeSIM
いかがでしたか?
GigSkyのeSIMを4つのポイントでレビューしてきました。
- GigSky eSIMのデータプラン
- GigSky eSIMの料金
- GigSky eSIMの利用までの流れ
- GigSky eSIMを使用してみて
GigSkyのeSIMはまだ価格面で割高なところはあるものの利便性の面ではこれまで主流であった物理SIMを大きく上回っています。
自分の持っているスマホがeSIMが対応しているなら日本でも利用できるのでぜひ一度試してみることをおすすめします。
その上で満足できるようなら海外渡航時に利用してみるのも手だと思います。
では!