こんにちは。旅マガブログ_なばっち(@go-travelblog.com)です。
京都の超高級ホテル、ザ・リッツ・カールトン京都に2泊3日で滞在してきました。
さすがリッツ・カールトン!京都という土地柄観光の拠点にしたくなる気持ちもありますが、ホテルに滞在すること自体に価値を感じる素晴らしいホテルでした。
リッツ・カールトン京都に価値を感じるには次のような目的での旅行が向いています。
- 食事も含めてホテルでの滞在に非日常を求める
- ホテルの雰囲気、サービス、体験、リッツ・カールトンのブランドに価値を感じられる
- ホテルで過ごす時間にお金をかけられる
- 上の3つを京都の雰囲気の中で味わいたいと思う
夫婦やカップル、家族でゆったりと京都の雰囲気の中でリッツ・カールトンを楽しみたい人向けです。
この記事ではリッツ・カールトン京都の宿泊記を写真多めでお届けします。
ぜひ最後まで楽しんでいってくださいね!
客室タイプ:グランドデラックスカモガワリバービュー(ダブル)322号室
食事:朝食付き
宿泊日数:2泊
宿泊人数:2名
宿泊時期:12月
宿泊代金:253,000円(消費税、サービス料込)
※実際はここからGo to トラベルで−35%が実際の支払額
ザ・リッツ・カールトン京都について
ザ・リッツ・カールトンといれば超高級ホテルの代名詞にもなっているので知っている人も多いですよね。
マリオット・ボンヴォイの最上位「ラグジュアリー」に分類されるホテルブランドで、国内には今回宿泊した京都以外に東京、大阪、日光、沖縄の計5カ所にあり、どこに宿泊しても1泊10万円を下らない超高級ホテルです。
中でもザ・リッツ・カールトン京都は最高ランクのカテゴリー8に位置する「ラグジュアリー」の中でも1番クラスの高いホテルです。
開業は2014年2月。
何気に6年も経つんですね。
以前京都に観光で訪れた際に鴨川沿いを散歩していて初めてリッツ・カールトン京都を見ました。
すごい高級感と存在感で、いつか泊まれたら良いなと思っていたので今回は念願叶った形です。
【公式】ザ・リッツ・カールトン京都
ザ・リッツ・カールトン京都の立地・アクセス
立地
ザ・リッツ・カールトン京都は京都のシンボル鴨川のほとりに面していて、東側には大文字焼き、銀閣寺で有名な東山を眺める地にあります。
ほんのちょっと南に下ればグルメ街の先斗町や四条河原町、祇園があって観光や食事をするにも便利なんですが、市街地からは程よい距離感でとても静かな環境の中に建つホテルです。
やっぱり目の前が鴨川というロケーションが良いですね。
鴨川は京都の人にとって特別な場所だというのが何となく分かる感じがします。
何か特別感があるというか。
アクセス
- 電車でのアクセス
-
- 京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩3分
- 京阪電車「三条駅」から徒歩6分
- JR東海道新幹線「京都駅」から車で20分
- 車でのアクセス
-
地図
駐車台数:72台(機械式駐車場)(平面駐車場も数台分あり)
規定サイズ:全長5.3m以下、車幅2.05m以下、全高2.05m以下
レンジローバーのロングでも問題ないサイズです。ほとんどの車は大丈夫でしょう。
※リッツ・カールトン京都はバレーパーキングサービスに対応しています。
ザ・リッツ・カールトン京都へ到着|バレーパーキング〜チェックイン
鴨川の東側、川端通りから二条通りを渡ってくると見えました!
ザ・リッツ・カールトン京都です。
鴨川沿いに建つ低層の姿が京都らしい高級感を感じさせます。
楽しみですねー!
下っているスロープが車入れです。
この先に車停めとバレーサービスがあります。
車停めに駐車すればあとはホテルスタッフにキーを預けてパーキングチケットを受け取るだけ。
駐車場へ車の移動と、手荷物の客室への移動をスタッフが対応してくれます。
この瞬間から高級ホテルに来た感が感じられます。
『ザ・リッツ・カールトン京都!』
こんなに間近で見るのは初めてです。
ホテル入口からエントランスに向かうアプローチです。
両側には水が流れていて。
ホテルの内にこんな立派な川が。。。
カッコいいです!
アプローチの途中でこんなオシャレな自転車がお出迎えです。
祇園の花街を周る佐川急便ってこんな感じの自転車でしたよね。
京都っぽいです。
こちらがホテルのエントランス。
何とも落ち着いた外観で高級な佇まいです。
エントランスを入ったところです。
待合用のソファとテーブルが並んでるだけのシンプルな作り。
奥にあるのはレセプション、ロビーラウンジに通じる自動扉です。
レセプションの前に飾られていたクリスマスツリーです。
ちょうどクリスマスの時期だったこともあってホテルに来たお客を楽しませていました。
この後にチェックインですが全て客室で手続きを行いました。
実際はどうなんですかね?
周りにはレセプションでチェックインしているお客や、奥のレストランに通されてチェックインしているお客もいました。
混雑状況や対応したスタッフの裁量でその時々のサービスをしているのかもです。
ロビーラウンジです。
ザ・リッツ・カールトン京都名物のアフタヌーンティーがいただけるスペースですね。
クリスマスということもあって大勢のお客さんで賑わっていました。
こちらは宿泊客以外でも利用できるので日中ひっきりなしにお客が出入りしていました。
営業時間 11:00〜17:30(L.O)
※アフタヌーンティーは12:00〜17:00
ザ・リッツ・カールトン京都といったらこの吹き抜けの階段が印象的ですよね。
下の階にはミシュラン1つ星 日本食の名店「水暉」があります。
営業時間
11:30〜14:00(L.O)
17:30〜17:00(L.O)
こちらはマカロンで有名な「ピエール・エルメ・パリ」です。
今回の宿泊中も何回かお世話になりました。
営業時間
11:30〜18:30
ザ・リッツ・カールトン京都の客室|宿泊した鴨川リバービューを紹介
客室は全13タイプ
ザ・リッツ・カールトン京都の客室は全13タイプ。
スイートが9タイプ、デラックスが4タイプです。
客室タイプ | 部屋数 | 広さ | 眺望 |
---|---|---|---|
ザ・リッツ・カールトン スイート | 1 | 212m2 | 鴨川 |
スイートTSUKIMI | 1 | 140m2 | 日本庭園、東山三十六峰 |
スイートKAMOGAWA | 3 | 126m2 | 鴨川 |
コーナースイートMINAMI | 2 | 115m2 | 鴨川 |
コーナースイートTATAMI | 1 | 100m2 | 鴨川、市街地、東山三十六峰 |
コーナースイートKITA | 3 | 100m2 | 鴨川 |
ガーデンテラススイートTATAMI | 1 | 62m2 | 日本庭園 |
ガーデンテラススイート | 4 | 70m2 | 日本庭園 |
ガーデンスイート | 1 | 65m2 | 日本庭園 |
グランドデラックスカモガワリバービュー | 55 | 55m2 | 鴨川 |
デラックスガーデン | 13 | 50m2 | 日本庭園 |
デラックスKYOTO | 32 | 50m2 | 中庭 |
デラックス | 49 | 50m2 | シティ |
客室設備とサービス
客室の主な設備とサービスです。
キングサイズベッド、フリーWi-Fi、有線LAN、47インチ液晶TV(リビング)、18.5インチ液晶TV(洗面台)、Bluetoothスピーカー、部屋着(浴衣)、フカフカのスリッパ、ヘアドライヤー、バスローブ、セーフティボックス、ネスプレッソ・コーヒーメーカー、ネスレ・ティーサーバー、ターンダウンサービス、ランドリーサービス
グランドデラックス鴨川リバービューの客室
客室入口です。
日本の伝統工芸品を思わせる模様ですがこれ本当の木材でできてました。
扉一つにも高級感が漂っています。
客室全景です。
客室に入ると自動でカーテンとすだれが開いてゲストをもてなしてくれました。
この演出は最初に入った時のみだそうで見逃し厳禁ですね。
窓際のテーブルとチェアです。
窓際のシェルフには盆栽が置いてあって京都感を演出しています。
窓の外には鴨川が。
テーブルの上にはちょっとしたお菓子と折り紙がおいてありました。
右に写っているカードはお部屋のカードキーです。
カードキー1つとってもカッコいいです。
グランドデラックスカモガワリバービューからの眺望です。
目の前に鴨川、京都の町並み、その奥には東山が見えます。
この東山は大文字焼きが行われる斜面だそうでタイミングが合えば目の前で大の字が見えるそうです。
ベットはキングサイズ。
高級ホテルの名に漏れずシモンズです。
フッカフカですよ。極上の眠りに誘われます。
ベッド脇には部屋中の照明とカーテンの開閉用のスイッチなんかがまとまっています。
こちらはソファ。
とっても広々してるのでこの上で十分寝れます。
ベットと違って硬めの感触なのでフカフカが良い時はベッドで、しっかり座りたい時はソファでと使い分けができるのもいいですね。
お部屋にはこんなお茶セットもおいてありました。
ティーパックタイプなのでお茶を入れるのも面倒でなくてとても良かったですよ。
多分本格的な茶葉が使われてるんだと思います。
お湯を注いだ瞬間にものすごい勢いで葉が開きます。
そのまま茶葉を入れっぱなしにしておくとものすごく苦味がでてくるのでおしいお茶を飲みたいならちゃんと入れたほうがいいですね。
窓から入口方向を見て右側にコーヒーメーカーや冷蔵庫などのミニバー・カフェスペース、左側に洗面台、バスルーム、クローゼットがあります。
洗面台の奥に大型の鏡がありますがこれがトレイの扉。
最初どこにトイレがあるのかわかりませんでした。
この大きな鏡のおかげでとっても奥行き感を感じ広々として見えます。
ミニバー・カフェスペース
ネスプレッソ・コーヒーメーカー。
何杯飲んでも無料です。
コーヒーカートリッジは3種類でエスプレッソにも対応していました。
部屋の清掃やターンダウンの時に使った分を補充してくれるので飲み放題です。
これも何気に嬉しいサービスです。
ペットボトルの飲料水も頼めば何本でも頂けます。
ネスレ・ティーサーバー。こちらも無料です。
カートリッジは3種類。ほうじ茶、ルイボスオレンジ、ダージリンで同じく飲み放題です。
有料のミニバーです。
ワインやウイスキー、スパークリング、ビール、日本酒まで何でも揃ってる感じですね。
ビールが1瓶1000円位してたのでまぁお高いですよね。
バスルーム・洗面台・クローゼット・トイレ
バスルームです。
ガラス張りですがもちろんリビングとの間の扉は閉められるので心配いりません。
壁には(見えにくいですが浴槽にも)桜の模様が描かれていて日本らしさを出してます。
床にヒノキのすのこが敷かれていて足元の感触もとても良かったです。
シャワーは水圧申し分なし!シャワーヘッド以外に天井からも水が出てくる海外仕様なのでレバーをひねる方向を気をつけましょう。
浴槽は広々。思い切り足を伸ばして寝られる位のサイズです。
柔らかい枕付きなので気を抜くとホントに寝てしまいそうです。
洗面台です。
大きな鏡が全面に広がっていてダブルシンクになっています。
鏡の中央部分にはテレビが埋め込まれていてテレビを見ながら朝の準備をしたりできます。
クローゼットも広々です。
夫婦2人で冬用の装いでも全部の洋服をハンガーにかけることができる広さでした。
中央の棚の中にはセーフティボックスが隠れています。
トイレはもちろんシャワートイレ完備です。
ちょっと驚いたのがトレイに鍵がないんですよね。。。
事故ってこともあり得るので鍵くらいは付けても良いんじゃないかとは思いました。
アメニティ
さすが超高級ホテルだけあって充実のアメニティと使っているモノも高級感あるものばかりでした。
こんな高級そうな漆塗りの箱にアメニティが入っていましたよ。
こちらがアメニティ一式です。
英国王室御用達の「Asprey」が入ってますね。
Aspreyのボディローション、マウスウォッシュ、ひげ剃り、歯ブラシ、櫛、ブラシ、サニタリーバック、爪磨き、シューシャインミット、シューポリッシャー、ソーイングキッド、綿棒、パフ、バスソルト
こちらは「京都しゃぼんや」と「Asprey」のハンドソープです。
【公式】京都しゃぼんや
バスルームには「Asprey」のシャンプー、コンディショナ−、シャワージェルが置いてありました。
ピエール・エルメ・パリの極上スイーツを堪能
今回はクリスマスだということもあり、ピエール・エルメ・パリのスイーツを2日連続でいただいてしまいました。
血糖値が心配になりましたけどこんな時でもないと食べないので。
【公式】ピエール・エルメ・パリ
夕食に豪華なインルームダイニング
2泊中の夕食1回でインルーム・ダイニングを利用しました。
ルームサービスのことなんですがさすがリッツ・カールトン京都です。
こんな贅沢なディナーがお部屋でいただけるだなんてと感動しました。
こちらは前菜5種盛り合わせ。
ミシュラン1つ星「水暉」からです。
もうビックリするくらい美味しいです。
「ルームサービスでこれ出てくんのかよ?」という驚きでした。
こちらは「水暉」の和牛丼。
牛丼が3800円。。。恐れ入る味でした。
こちらはフィッシュバーガーとトリュフ・フライドポテト。
ポテトがトリュフ過ぎて、ポテトを食べてるんだかトリュフを食べてるんだか分からなくなってきました。
ザ・リッツ・カールトン京都のインルーム・ダイニングはこれ以外にも和食、洋食、フルコースと本当にメニューが豊富なので、ダイニングに行かなくても十分贅沢な食事がいただけます。
キッズメニューも豊富なので子供連れのお客にも使い勝手が良さそうです。
ただし金額はそれなりにするのでその点はご注意くださいね。
夕食の時間帯はとても混み合うのであらかじめ予約を入れておくのがよさそうです。
日曜〜金曜:6:30〜23:00(L.O)
土曜日:24時間
ザ・リッツ・カールトン京都の朝食
朝食は1Fのイタリアンレストラン「ラ・ロカンダ」でいただきます。
営業時間 7:00-10:30
食事会場 ホテル1F イタリアンレストラン「ラ・ロカンダ」
料金 5500円(税別) 朝食付きプランは宿泊費に込
予約 前日の19:00まで
メニューは洋食と和食から選びます
コロナの影響でしょうか、ビュッフェがないのがちょっと残念です。
- 洋食:インターナショナルブレックファースト
- 和食:あさげの水暉膳
今回は2泊したので和食と洋食を1食ずついただきましたが、1泊しかできないのであれば「あさげの水暉膳」がおすすめです。
洋食も十分魅力的なんですが、やっぱり「水暉」の造る和朝食は絶対に食べたほうが良い一品揃いで、これを食べずに終わるなんてちょっと損した気分になるかもと思いました。
▼リッツカールトン京都の朝食レビュー▼
ザ・リッツ・カールトン京都のおもてなし
ザ・リッツ・カールトン京都といえば体験とおもてなしですが今回の宿泊でも厚いおもてなしを受けました。
今回の宿泊がクリスマスだったこともあり、夕食をホテルの外で食べて部屋に戻るとクリスマスケーキの贈り物がありました。
これもピエール・エルメ・パリのケーキだったので超豪華!
こういったホテルの演出ってやっぱり嬉しいですよね。
ホテル周辺の環境
ザ・リッツ・カールトン京都にはコンビニのような売店がありません。
アルコール類や備品が欲しくなったらコンビニに行くしかないんですね。
<コンビニ>
最寄りにはデイリーヤマザキとローソンがあります。
どちらも徒歩5分程度の距離になります。
<繁華街>
ホテルからはグルメ街の先斗町、繁華街の四条河原町、祇園までも距離にして1km以内の位置なので、徒歩で十分行くことができます。
まとめ:【ザ・リッツ・カールトン京都】宿泊記
いかがでしたか?
ザ・リッツ・カールトン京都の宿泊記をお伝えしてきました。
2泊で250,000円。。。
これだけの価値はあります。
高いホスピタリティ、サービス、ゲストに対するおもてなし、いろんな意味において最高級であるのがザ・リッツ・カールトン京都でした。
- 食事も含めてホテルでの滞在に非日常を求める
- ホテルの雰囲気、サービス、体験、リッツ・カールトンのブランドに価値を感じられる
- ホテルで過ごす時間にお金をかけられる
- 上の3つを京都の雰囲気の中で味わいたいと思う
この4つに価値を感じお金をかけられる人はぜひザ・リッツ・カールトン京都に泊まってみてください。
きっと極上の体験が得られますよ。
この記事がそのためのお手伝いになったら嬉しいです。