スーツケースって種類が多すぎて何を選べば良いのかわからない。
スーツケース選びって難しいですよね。
高い買い物だけに後悔したくないですしね。
こんにちは。旅マガブログ_なばっち(@go-travelblog.com)です。
スーツケースの選び方には抑えるべきポイントがあるんです。そのポイントさえ抑えればあなたにぴったりのスーツケースを見つけることができます。
- スーツケース選びのポイント
- 初めてのスーツケースにおすすめな1品
- 迷った時のレンタルという選択肢
僕は夫婦二人で年1回の沖縄旅行とその他国内旅行を数回、毎年1回はアジアやヨーロッパを中心に海外旅行を楽しんでいます。
仕事では2週間以上の長期海外出張を年10回以上繰り返すスーツケースのヘビーユーザーです。
この記事を読み終えると自分にぴったりのスーツケースの選び方がわかります。
ぜひ最後まで見ていってくださいね。
スーツケースの種類
スーツケースは大きくハードケースとソフトケースの2種類に分けられます。
それぞれメリット・デメリットありますが国内旅行であればどちらでもOK、海外旅行であればハードケース一択です。
理由は強度と頑丈さ。
海外の空港はびっくりするほど荷物の扱いが雑。衝撃に弱いソフトタイプのスーツケースでは中の荷物がダメージを受ける可能性大です。
また海外ではナイフによる切り裂き盗難にも注意が必要。大事な自分の荷物を守るためにもハードケースの方が賢明です。
ハードケース、ソフトケースそれぞれの特徴とメリット・デメリットは次の通りです。
ハードケース
素材にアルミやポリカーボネート樹脂が使われていて作りが頑丈。デザイン性にも優れています。
海外でよくある雑な荷物の扱いや、ナイフでの切り裂き盗難から荷物を守ってくれます。
海外旅行で使用するならハードタイプ一択です。
- 頑丈で強度に優れる
- 衝撃に対して強い
- 防水性がある
- 防犯性能が高い
- デザイン性が高い
- 国内、海外メーカー共種類が豊富
- ソフトケースと比較して重い
- 表面がすぐに傷つく
- 柔軟性がないので強引に荷物を詰め込めない
またハードケースの中でもフレームタイプとファスナータイプの2種類があります。
フレームタイプ
開閉部分を金属製のフレームが一周回っていて、このフレーム部分でロックを掛けるタイプです。
- 頑丈で強度に優れている
- 密閉性が高いので防水性能が高い
柔軟性がないので容量オーバー気味に荷物を押し込もうとすると閉まらない
ファスナータイプ
その名の通り開閉部分がファスナーでできているタイプです。ハードケースの頑丈さを持ちつつソフトケースの手軽さも持ち合わせています。
- フレームタイプと比較して軽い
- ハードケースだが柔軟性あり収容性が高い。無理やり荷物を詰めても閉められる
- ファスナーの強度が低い
- 密閉性が低いので防水性能が低い
ファスナータイプ特有の機能にエキスパンダブルがあります。
ファスナー部分が自由に伸び縮みすることで、旅行中に荷物が増えたりした時でも収容できる容量が変えられる便利な機能です。
ファスナータイプを選択する場合はエキスパンダブルになっているかを確認することをおすすめします。
ソフトケース
外装が布製のため軽量で持ち運びしやすいのが特徴です。
国内旅行や普段使いのキャリーケースとして使いやすいと思います。
反面強度が弱いために、切り裂き盗難などに対する防犯性能が低いので海外利用には不向きです。
- 軽い
- 柔軟性があるので強引に荷物を詰め込める
- 外側にポケットがある商品が多いので取り回しが良い
- 衝撃に弱い
- 防犯性能が低い
- 防水性がない
- 防犯性能が低い
スーツケースの選び方ポイント5選
スーツケースの種類がわかったところで次は選び方について解説していきます。
スーツケース選びの重要ポイントは主に次の5つです。
- サイズ
- 目的地
- 重量と頑丈さ
- キャスターの性能
- デザイン、ブランド
サイズ
最初に決める必要があるのはスーツケースの大きさ、サイズです。
サイズを決める要素は主に3つ。
- 航空機客室内に持ち込むのか
- 無料で預けられるサイズか
- 何泊程度の旅程なのか
航空機客室内持ち込みサイズ
航空会社によって多少の違いはありますが一般的に
縦・横・幅 3辺の合計が115cm以下。
国内線で座席100席未満の機体の場合は100cm以下であることがほとんどです。
最大のメリットは到着空港で荷物待ちをしなくていいこと。
荷物待ちは地味にストレスなので結構なメリットです。
無料で預けられるサイズ
これも航空会社によって違いはあります。
ANAやJALといったフルキャリアでは、規定サイズ内であれば一人辺り2〜3個まで無料で預けられます。
LCCは一つからでも有料の場合がほとんどです。
一般的に縦・横・幅 3辺の合計が158cm以下であれば無料です。
この規定サイズ以上の荷物になると超過料金を請求される可能性があります。
何泊程度の旅行なのか
荷物の量は人によって全然違うので一概には言えませんが、ごく一般的には次のようになるかと思います。
1〜3泊 | 3〜5泊 | 5泊〜10泊 | 10泊以上 | |
---|---|---|---|---|
3辺の合計 | 〜115cm | 131〜139cm | 144〜155cm | 153〜166cm |
重量 | 〜2.7kg | 〜4.8kg | 〜5.2kg | 〜5.7kg |
容量 | 〜39L | 40〜69L | 70〜89L | 90L〜 |
サイズ | Sサイズ | Mサイズ | Lサイズ | LLサイズ |
1週間から10日程度のヨーロッパ旅行で考えた時に男性であればLサイズ、女性はLLサイズ位が必要かと思いますね。
目的地
目的地によってもスーツケースの選び方が変わってきます。
目的地がアメリカの場合
1番重要なのがアメリカに向かう場合。(本土以外にハワイ、グアム、サイパンも含みます)
アメリカは空港のセキュリティがとても厳しいのでスーツケースは中を開けて確認されます。
その際にカギが施錠されていると容赦なくぶっ壊されるんです。
そこで必要になるのがTSAロック。
この菱形のマーク付きロックです↓↓
TSAロックは規格化されている鍵で、空港セキュリティであれば自由に開けることのできる鍵のことです。
最近はほとんどのスーツケースに標準装備されているので心配ありませんが、ごく一部の格安品には装備されていないこともあるので一応確認はするようにしましょう。
目的地がヨーロッパの場合
ヨーロッパに向かう際も注意が必要です。
ヨーロッパ旅行を考えているならキャスター(車輪の部分)は一箇所につき車輪が2重になったWキャスターを選択するのが無難です。
ヨーロッパは石畳の道が多い地域で、ここを移動する時にスーツケースに大変なストレスがかかります。
シングルキャスターの場合、最悪破損することもあるのでWキャスターはマストで選択したい機能です。
重量と頑丈さ
重量
スーツケースは軽ければ軽いほど良いです。
旅行中はケースを引いて移動できる場所ばかりではありません。
ヨーロッパでは古い駅などバリアフリーに対応していない施設が多かったり、東南アジアでは普通の道でも意味不明な段差がそこら中にあったりと、海外ではケースをかついで移動する場面は思ったよりも多いです。
特に女性の一人旅では重いスーツケースだととても苦労しますよ。
ハードケースでも樹脂製(ポリカーボネート等)のモノは軽量な商品が多いので重量にはこだわってスーツケース選びした方が良いです。
頑丈さ
記事の冒頭でも述べていますが海外旅行で使用するならハードケース一択です。
もっというなら「頑丈なハードケース」が必要です。
海外空港の荷物の扱いは信じられないほど雑です。日本の空港では考えられないですが基本スーツケースは放り投げられます。
こんな感じが当たり前です(笑)↓
また前述していますが、ヨーロッパの石畳を移動する時には壊れない頑丈なキャスターを装備したスーツケースが必要です。
旅先で破損すると、状況によっては詰みます。
キャスターが破損すると、そのスーツケースは引けなくなるので旅行中担いで移動することになります。
フレームが破損するとケースを閉められなくなるので完全にお手上げ状態です。
せっかくの楽しい旅行を台無しにしないためにもスーツケースの頑丈さにはこだわって選ぶようにしましょう。
キャスター性能
キャスター性能で気にする項目は2つです。
1つは先程から何度か説明している頑丈さ、シングルキャスターかWキャスターかです。
シングルキャスターは価格面でWキャスターより有利ですができればWキャスターがおすすめです。
もう1つは静粛性です。
スーツケースを引いて移動する時のガラガラした音ですね。
この音、他人にも自分にも結構なストレスです。
スーツケース選びの際にはなるべく現品を触ってみて確認するのがおすすめです。
その際にお店の方の許可を得た上で、平坦な場所だけでなくちょっと凸凹した場所でも試してみると尚良いですね。平坦な道ではとても静かだけど、凸凹道では恐ろしくうるさいスーツケースも結構ありますからね。
ちなみに上級者向けですがキャスターはカスタマイズできます。
後から静音キャスターに交換することもできたりします。
デザイン・ブランド
スーツケースはとにかく種類が豊富です。自分好みのデザイン、ブランドのスーツケースを持って旅行に行くとテンションも上がるので重要な要素になります。
旅好きの間ではやっぱりRIMOWAなどが人気だったりしますしね。
有名どころブランドでは次のようなモノがあります。
RIMOWA
Samsonite
ProtecA
ZERO HALLIBURTON
TUMI
はじめはブランドやデザインにこだわるよりも、どんな使い方をするかの機能性で選んだ方がよいと思っています。
デザインで選んだ結果、使い勝手が悪くて失敗した時が痛いんですよね。
そうなった時は買い換えるか、我慢して使い続けるかの2択になってしまいます。
見た目も大事ですが機能がもっと大事です。
初めてのスーツケースにオススメな1品
僕自身の使用履歴からオススメのスーツケースを紹介します。
≪Ace ProtecAシリーズ≫
MADE IN JAPANの信頼性あるスーツケースです。
僕自身は年10回近くの海外出張で5年以上も大きなトラブルなく使用していました。
日本人が使いやすい設計で、かつ各部が頑丈な作りなので最初の1台としても間違いないです。
≪RIMOWA ESSENTIAL≫
スーツケースといえばのRIMOWAです。
アルミニウム製ケースが有名ですがこのESSENTIALはポリカーボネート製。
軽量かつRIMOWAの持つ高い品質を味わえます。
僕はESSENTIALという名称に変更される以前のサルサ機内持ち込みサイズを1台使用しています。
男性なら3〜4日の国内旅行はこれ1台でもOKです。
迷ったときはレンタルもあり!
- スーツケースは欲しいけど海外旅行に行く頻度なんてそんなに高くない。
- いきなり高い金額を出して有名ブランドを購入したら使い勝手が悪くて大失敗した。
スーツケースを買う時って、こういったことが気になって中々踏ん切れないんですよね。
かといってディスカウントストアに売っているような1万円以下の安物スーツケースではあっという間に壊れたり、必要な装備がついてなくて使い勝手が悪かったりで「安物買いの銭失い」になる可能性が大!
おすすめしません!
そこで買うのではなくレンタルするという選択肢も検討してみては!
スーツケースのレンタルには二つのメリットがあります。
- 使用頻度が高くない人の場合トータルで出費が少なくてすむ
- 気になるケースをお試しできるので後から購入する際の失敗が少ない
けっして安くはないスーツケース。
購入する前に一度試せるのは大きなメリットです。
国内最大のスーツケースレンタルサイト「R&Y RENTAL」なら国内外の有名ブランドを常時7000個以上在庫で取り揃えているのでお目当てのスーツケースが見つかる可能性が大です。
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「DMM いろいろレンタル」はスーツケース以外にも旅行グッズレンタル品を多く取り揃えているのが特徴です。ぜひ参考にしてみてください。
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まとめ: 後悔しないスーツケースの選び方を3つ解説
いかがでしたか?
スーツケースの選び方について3つの大事なことを解説してきました。
- スーツケース選びのポイント
- 初めてのスーツケースにおすすめな1品
- 迷った時のレンタルという選択肢
スーツケースは特に海外旅行の際には絶対に必要なアイテムです。
高い買い物だけに失敗のない選び方をして快適な旅をしたいですよね。
この記事がそのための参考になればうれしいです。