こんにちは。旅マガブログ_なばっち(@go-travelblog.com)です。
バルセロナに旅行する上でバルは絶対にハズせない超重要ポイント!
美味しいバルに出会えればシアワセな気持ちに、微妙なバルに当たればテンションダダ下がりに。。。
この記事では初めてのバルセロナで絶対にバル選びでハズしたくない人におすすめのバル4選と、これは絶対食べたほうが良いオシの一品を紹介します。
僕はバルセロナが大好きでこれまで3回訪れています。
朝昼晩3食バル旅行を楽しんだ経験から「ここなら間違いなし!」と自信を持っておすすめできるバルを紹介します。
ぜひ最後まで読んでいって下さいね!
スペインのバルとは
ここ10年で日本でもバルと名の付くお店がとても増えましたよね。
日本でバルというとお酒を飲みながらスペイン料理を楽しむ場所ですが本場スペインではちょっと違います。
スペイン人にとってバルは「日常の生活に欠かすことのできない、とっても大事なもの」なんですね。
バルセロナの市内を歩っているとビックリするくらいの数のバルがあります。
10mも歩けばバルがあり、隣合わせに並んでるなんてことも当たり前。
大げさじゃなく本当に星の数ほどあるんじゃないかと思うほどです。
そんなスペインのバル、朝はチュロスとカプチーノ、昼はランチやカフェ、夜はそのバル自慢の一品とワインを楽しみまた次のバルへと。
こんな風にスペイン人は一日に何回もバルに行くそうです。
日本から観光でスペインを訪れた際も夕食を1軒のバルで過ごすだけなのはもったいなですよ。
観光の合間の休憩にバルを利用したり、夕食時に何軒もハシゴしてお気に入りのバルを探したり、そんな楽しみ方も良いかもしれません。
バルで注文する料理の基本はタパス(Tapaの複数形でTapas)。
スペインの小皿料理の総称です。
バルでは一杯のお酒とタパスを何皿か注文するのが一般的です。
ピンチョスはタパスの一種です。スライスしたバケッドの上に串に刺さった一口大の料理がのったおつまみのようなタパスです。
またスペイン語でビールはcerveza(セルベッサ)といいます。
注文する時は「セルベッサ・ポルファボール(ビールお願いします)」と伝えましょう。
初めてのバルセロナ!おすすめバル4選
Cerveceria Catalana(セルべセニア・カタラナ)
バルセロナでバルといったらまずはココです。
市内に星の数ほどあるといわれているバルですがこのCerveceria Catalanaは味、値段、雰囲気のどれをとっても満足できるお店です。
僕もバルセロナに行った際にはどうしても安定を求めて旅行中何回も訪れてしまうほどです。
地元の人にも観光客にも大人気のバルなので昼時、夕食時にはかなりの行列を覚悟する必要がありますが待つだけの価値はあると思います。
行列時はお店の入口を入ってすぐ右手で受付をしてくれるので名前を書いて気長に待ちましょう。
席が空けば店内に案内されます。
この時できればカウンターに座れないか頼んで見るといいと思います。
英語のメニューもあるにはあるんですが料理の内容がわからないのでカウンター越しにタパスや食材を直接指差して注文できるのでおすすめです。
カウンターには美味しそうな食材が並んでいます。
見ているだけでお腹が空いてきます。
Cerveceria Catalanaで絶対に試してほしいのがスペイン版のサンドイッチ「ボカディージョ」。その中でも具材はスペインの最高級生ハム「ハモン・セラーノ」をサンドしたもの。
ボカディージョはスペイン料理の定番なのでどこのバルでも食べることができますがCerveceria Catalanaのは別格です。
パンの食感がサクサクで塩気の強い生ハムと上質のオリーブオイルがマッチして何本でも食べられそうな味なんです。
「ボカディージョ」はスペイン人にとって本来朝食で食べるものらしいんですがどの時間帯であってもぜひ試してほしい一品です。
こちらはフォアグラをミルフィーユ状に仕上げておそらく赤ワインのソースだと思われるものがかかった一皿です。
とても濃厚でワインがどんどん進む味でした。
このピンチョスはburocheta de Langositinaといってトーストされたバケッドにアリオリソースが塗られエビの串焼きがのった一品です。
エビがプリップリでバケッドの食感がアクセントになってこれも満足度の高い品です。
Cal Pep(カル・ペップ)
バルセロナの中でも1、2を争う人気のバルです。
バルセロナの旧市街ボルン地区にあるバルで、伝統的なスタイルのバル料理を提供するお店です。
今風の派手さはないですが料理の味は間違いない。日本でいう所の老舗のような感じのバルだと思います。
価格帯は若干お高め。
毎日気軽に使える感じではないですがバルセロナ滞在中は一度は訪れてほしいバルです。
夕食時にはとにかく行列ができます。
名前を書いたり先に受付できないのでひたすら順番待ちするか予約するかです。
できれば開店30分前にはお店に到着して待つことをおすすめします。
Cal Pepのあるボルン地区はバルセロナでもやや治安の悪い場所です。
特に夜道はなるべく明るい通りを歩く。荷物は手前に抱えるように持つ。
こういった基本的な防衛策は確実にするようにしましょう。
Cal Pepで絶対に試してほしいのがスペイン版じゃがいも入りオムレツの「トルティージャ」。伝統的なスペイン料理です。
トルティージャはどこのバルでも食べられますし何なら日本でも普通に食べれる料理ですが、ここCal Pepの「トルティージャ」は他のとは全然違います!
トロットロですよ。
普通おいしいオムレツといえばメレンゲみたいにフワッフワなものを想像しますがフワッフワじゃなくてトロットロなんです。
表面にかかったソースはアリオリ(にんにくマヨネーズ)です。
これは本当に試してほしい一品です。
こちらもスペイン人のソウルフード、「パン・コン・トマテ」です。
バゲットにトマトとニンニクを直接塗りつけオリーブオイルをかけたもので日本人にとってのご飯と味噌汁に相当する超国民食です。
スペインでは「パン・コン・トマテ」の美味い店は何を食べても上手いといわれるくらい重要なものらしいです。
Cal Pepでは最初に注文した時に「パン・コン・トマテは?」って聞かれるので素直にYesと答えましょう。
パン・コン・トマテはバルごとで特徴が違うんですがCal Pepのは注文を受けてから作り始めるのでトマトがとてもフレッシュなのが特徴です。
こっちのお皿は「パドロン」です。
唐辛子の素揚げのことで日本の居酒屋の枝豆に相当するお酒のおつまみ大定番です。
オーソドックスな料理ですがワインやビールのつまみにないとさびしい名脇役です。
Paco Meralgo(パコ・メラルゴ)
バルセロナの中心地カタルーニャ広場から徒歩30分、地下鉄METROプロベンサ駅からも徒歩10分と好立地にあるバルではないです。
にも関わらず常にお客でいっぱいでランチタイムには予約がないと入れなこともあるようです。
大衆バルよりは価格はやや高め。
場所的にも行きにくい位置にあるのでPaco Meralgoで食事する日をあらかじめ決めてしまって予約するのがおすすめですね。
カウンターでcerveza(スペイン語でビールのこと)をいただきました。
新鮮な海鮮が目の前に並んでいていかにも美味しそうです。
最近スペインではこういったカウンターに食材を並べてお客に見せる作りが流行っているそうです。
これは日本のお寿司屋さんからインスピレーションを受けたらしいですよ。
Paco Meralgoで絶対に試してほしいのがこちら。
アーティチョークの間にチーズをはさんで揚げたフリットです。
アーティチョークは日本ではあまり馴染みがないですけどヨーロッパではメジャーな食材らしいです。
百合根に似ていてホクホクした食感の中にチーズがトロっとしていて、でも表面はカリッとしていて複雑な食感の一皿です。
こちらはボンバ。
スペインのコロッケです。
コロッケと聞くと味は想像できそうなんですが中に刻んだハモン(生ハム)が入っていたり、かかっているソースがアリオリ(にんにくマヨネーズ)とピリ辛のチリソースだったりとやっぱり日本のコロッケとは違います。
でも間違いなく日本人が好きな味ですよ。
El Vaso De Oro(エルパソ・デ・オロ)
バルセロナの海側、バルセロネータ地区の比較的古い地区にあるバルです。
この周辺は観光客も多いわけではないので地元の人が集まるバルが多いのが特徴らしいです。
El Vaso De Oroもそんなバルの1つですが最近はこのお店の名物を求めて海外からのお客も増えているそうです。
そんなEl Vaso De Oroの絶対食したい一皿はこれ!
牛のヒレ肉とフォアグラのステーキ。
バルセロナ中心部のバルと比べると比較的地味目な料理で、ヒレ肉とフォアグラを焼いたものに岩塩がかかっているだけ。
それと一緒に付いてくる無造作にカットされたバケッド。
とにかくシンプルな一皿なんですがシンプルが故に素材の味がダイレクトに味わえます。
まとめ:初めてのバルセロナ!おすすめバル4選
いかがでしたか?
初めてのバルセロナで絶対にハズさないおすすめのバル4選と絶対に試してほしい一品を紹介してきました。
バルセロナは世界に名だたる食の都!
僕はバルセロナ旅行を良い思い出にできるかどうかは、良いバルに出会って良い食事ができるかで決まるといってもイイと思ってます。
この記事を見て「参考になった!」と思ってくれて、心に残るバルセロナ旅行を楽しんでもらえたら嬉しいです。