こんにちは。なばっち(@go-travelblog.com)です。
7月22日から「Go to キャンペーン」が始まりました。
全国的にもまだまだ感染症の拡大傾向が続いていて「本当に今やるべきなのか?」っていう意見も多くありますがコロナの影響も長期化してきて観光産業が疲弊しきっているのは事実。
リスクを十分理解しつつしっかりした対策をとった上で【Go to キャンペーン】、使える人は上手に使って日本の観光産業に貢献すべきだと思います。
本記事では【Go to キャンペーン】について解説します。
※情報はこの記事を書いた7月24日時点のものです。今後の状況の変化により内容が変更されることも十分あり得るのでキャンペーンを利用する場合は最新の情報を確認されることをおすすめします。
7月28日時点で【Go to トラベル 事務局】の公式サイトが解説しました。
キャンペーンに対する詳細はこちらを確認するようにして下さい。
Go to トラベルキャンペーンの概要

【Go to キャンペーン】は政府が新型コロナウイルス感染症で大打撃を受けた観光業や飲食業のために国内観光需要喚起目的で始めた事業で全部で4つあります。
- Go to Travel キャンペーン
- Go to Eat キャンペーン
- Go to Eventキャンペーン
- Go to 商店街キャンペーン
一定の条件を満たせば国が使用した金額の一部を補助してくれる制度です。
【Go to キャンペーン】って聞いて大半の人は①の【Go to Travel キャンペーン】のことを連想すると思うので今回は【Go to Travel キャンペーン】のことを解説していきます。
Go to トラベルキャンペーン利用で割引される金額は1/2相当額
【Go to トラベルキャンペーン】を利用して国内旅行に行った場合、一定の割合で補助を受けられるんですが、細かい部分まで含めると超複雑です。
なので要点だけを並べると、
要するにこういう事?
- 国内旅行をすれば宿泊・日帰り旅行に掛かった代金の1/2相当額を補助しますよ
- だけど一人一泊あたりの上限は2万円。日帰り旅行の上限は1万円ですよ
- 補助する金額のうち7割は実際の旅行代金から割引ます。残り3割は地域共通クーポン券として渡します
- 何連泊しても、何回旅行に行っても対象になりますよ
けっこう太っ腹だね!
さすが総予算1.1兆円の国家事業
でも地域共通クーポン券って?
地域共通クーポン券については9月1日以降に本格実施すると観光庁からの案内がでていて、旅行先の都道府県+隣接都道府県において、旅行期間中に限って使用可能とのことです。
地域共通クーポン券は10月以降順次利用が開始されています。
Go to トラベルキャンペーンで安くなる額?
観光庁のHPに具体例が乗ってますので要点だけ抜粋して紹介します
1泊2食付き一人2万円のホテルに宿泊
- 2万円の1/2の1万円の7割
7,000円が宿泊費に対して割引 - 2万円の1/2の1万円の3割
3,000円分の地域共通クーポンがもらえる
2泊3日一人10万円のツアー(交通費、宿泊費等込)
- 10万円の1/2は5万円だけど1泊の上限が2万円 ✕2泊で4万円。それの7割
28000円がツアー代金に対して割引 - 10万円の1/2は5万円だけど1泊の上限が2万円 ✕2泊で4万円。それの3割
12000円分の地域共通クーポンがもらえる
一人3万円の日帰り旅行(交通費、食事代等込)
- 3万円の1/2は1万5千円だけど日帰りの上限が1万円。それの7割
7000円が旅行代金に対して割引 - 3万円の1/2は1万5千円だけど日帰りの上限が1万円。それの3割
3000円が旅行代金に対して割引
具体的にどうすれば補助を受けられる?
【Go to Travelキャンペーン】開始以前に予約済みで7月22日〜8月31日に宿泊するパターン
旅行後に自分で申請する必要があります。
申請の仕方は↓の4つの書類を事務局宛に郵送するかオンラインで申請できるようです。
※申請期間は2020年9月14日までです。
オンライン申請は次のサイトからできます。
申請書(事務局のHP、宿泊施設で入手)支払内訳が分かる書類(領収書等)宿泊証明書(宿泊施設から入手)個人情報同意書(事務局のHP、宿泊施設で入手)
8月31日以前の宿泊に対する事後申請は終了しています。
7月27日以降に予約をして旅行に行くパターン
7月27日以降に割引対象となる旅行商品を予約購入する時に準備が整った旅行事業者から順次割引価格で販売されるので、旅行事業者が対応済かを確認すれば特に意識することはないと思います。
どちらのパターンでも共通していることは割引対象となる旅行商品を購入することで還付が受けられるということです。
突発で旅行に行ってお土産買ったりしても割引されるわけではないのね。
割引対象の旅行商品は
旅行会社(旅行予約サイトも含む)が販売する旅行商品(交通+宿泊のフリープラン、団体ツアー、個人旅行等)や、宿泊施設が直販予約システムで販売する宿泊プラン等のことです。
これから行こうと思っている旅行先が割引対象になっているかどうかは事前に確認してから予約したほうがいいと思います。
というのも↑の説明通りだと多分、電話予約しか受け付けていない宿泊施設は対象外になる可能性が高いです。
8月5日時点で宿泊施設に直販予約する際の割引を支援してくれるクーポンが発行されるシステムが「STAYNAVI」から公開されました。
割引対象商品を販売する旅行会社の一例が↓です。
※各旅行会社の予約サイトに直接リンクで移動できます。
外資系は入ってないんだね。
国内観光産業の支援が目的だからかな?
東京都在住の人、東京都を目的地に旅行する人は対象外です!
NEWS等で言われているからみなさん知ってますよね。
【Go to Travel キャンペーン】
東京都は行くのも来るのも対象外です!
10月1日から東京都がGo to Travel キャンペーンの対象エリアに加わることが発表されました。
※2020年8月25日以降 旅行者全員を対象に本人確認が実施されることとなりました。
同行者も身分証明証が必要になります。

ここ最近は全国的にも感染拡大が進んでいます。
キャンペーンを利用して旅行に行こうと思われてる方は十分にリスクを考え、最大限の対策をした上で旅行を楽しんで欲しいと思います。