こんにちは。なばっち(@go-travelblog.com)です。
iPhoneで地図アプリ何を使ってますか?
大抵の人はGoogle MapsかApple標準マップ「マップ」だと思います。
「マップ」といえば初めてリリースされた時、あまりの完成度の低さに世界中が失望した地図アプリですが、その後地道な改良を重ねて今では普段使いをする上で全く不満のない地図アプリへとアップデートされています。
そんな「マップ」。8月5日に日本向けに新たにアップデートされました。
何かネットとかでもちょっと話題になってるよね?
何がそんなに進化したの?
今はGoogle Mapsを使ってるんだけど「マップ」に変えたほうがいいのかな?
これまでGoogle Mapsにあって「マップ」になかったストリートビューのような機能が追加されたり地図情報の精度が上がったんだ。
「マップ」の性能もスゴく上がってきたのでこのタイミングで一度比較してみて自分に合ったほうの地図アプリを選んだらいいと思うよ!
- 旅先で飲食店を探す時に
- ドライブする時のナビに
- 旅先がどんな所か調べる時に
- 自宅にいながら旅気分を味わう時に
地図アプリは色々な使い方ができるアプリです。
自分の使い方に合った地図アプリを選択することが大事だと思います。
今回のアップデートによって「マップ」はこれまでGoogle Mapsに劣っていた部分で巻き返せるかもしれないような進化を遂げています。
このタイミングで自分の使う地図アプリの選択肢を増やしてみてはどうでしょうか?
僕はApple WatchやCar playといったiPhoneとの連携機能に便利さを感じていて2年程前からマップを旅行先や普段の生活で使ってるよ!
そんな僕がマップに新しく追加された機能や便利な機能、Google Mapsとの違いの部分を中心に解説していきます!
iPhoneマップの使い方でアップデートされた部分と新機能
【Look Around】Apple版ストリートビュー
Googleのストリートビューのような機能です。
アメリカで先行して始まってましたが今回のアップデートで日本でも一部地域で使えるようになりました。
目的のお店とかの場所をストリートビューで確認したりするよね。
同じことがマップでもできるようになったってことだね!
僕が使用してみてストリートビューより勝っていると感じた点が3つ!
- 画像の解像度が高く3D感が強い(没入感ある)
- 地図上を移動する時の操作感が自然
- 画像で向いている方向が地図上に同時に表示されるのでわかりやすい

双眼鏡マークをタップすると「Look Around」が起動
- 画像で見ている場所が地図上に表示される
- 地図上で移動すると画像も一緒に移動する
- 画像の中で進みたい方向をタップするとその位置まで自動で移動してくれる
- 画像の解像度が高い
- 画像の3D感がとても強い
平面画像をつなぎ合わせた感がなく没入感がある
※写真タップで再生できます
さすがAppleといった感じの完成度です!
ストリートビューの二番煎じで完成度で負けるわけにはいかなかったというところでしょうか!
使用できる場所は首都圏・近畿圏・名古屋などの大都市圏が中心です。
この辺はまだまだGoogle Mapsにとどいていないので今後に期待です。
道路情報が詳細化されて経路検索の精度が向上
これまでよりも道路情報が詳細になり地図上の表現が豊かになりました。
これによってルート検索の精度が向上しました。

代々木公園・明治神宮付近
公園内の遊歩道や参道が詳細に表示されるようになりこれまでより徒歩でのルート検索精度が向上した

東名高速厚木IC
分岐の道路表示が詳細になった
自動車利用でのルート案内の精度が向上した
ベースマップ情報が強化!地形が分かるように!
地形情報が詳細に表示されるようになりました

山間部や森林部が緑で表示されるようになり地形情報がこれまでよりもわかりやすくなった
iPhoneマップならではの使い方!iOSとの連携による便利機能
マップはiOSのネイティブアプリなのでサードパーティ製のアプリにはないiOSとの便利な連携機能が多いです。
「Apple Watch」と連携でナビ機能が超便利
Apple Watchと連携することでナビ機能がすこぶる便利になります。
使い方はiPhoneの「ルート検索」で行き先を選択し「出発」ボタンを押すだけ。
たったそれだけでスマホを手に持って画面の指示どおりに進むという面倒さから開放されます。
道を曲がるポイントに差し掛かるとApple Watchが「トントントン」と手首をタップして教えてくれます。
Apple Watchの画面を見ると次の交差点を右に曲がるのか左に曲がるのか,必要最低限の表示でを教えてくれます。
※iPhoneはスリープ状態でカバンの中にいれておけばOK!
「Car Play」と連携で止めた車の位置は忘れない
Car Playに対応した車が必要ですが設定はiPhoneと車を連携させるだけ。特に意識することはありません。
iPhone側の設定は
「設定」→「マップ」→「駐車した場所を表示」のスイッチをONにする

駐車した車から離れる時
iPhoneを持って車両をロックし車から離れるだけ
駐車した車両に戻る時
1.「マップ」を開くと画面下に「駐車中車両」と表示されている
2.タップすればそのままルート検索しナビが起動
Car Playでの車両との接続の仕方は自動車会社によって微妙に違うようです。
詳しいやり方は車両のマニュアルを参照するか、ディーラーで初期設定してもらったほうが手間がかからなくて良さそうです。
「Apple Pay」と連携でキャッシュレスが加速
「マップ」はApple Payと様々な連携ができます
- ルート検索時にSuicaの残高不足がわかる
残高不足で改札で引っかからない! - 配車サービス利用時にApple Payで自動支払ができる
乗るだけ降りるだけ!支払い不要! - Apple Pay対応店舗が簡単に検索できる
財布を忘れた時にランチできるお店が分かる!


- ルート検索時にSuicaの残高不足がわかる
iPhoneでSuicaを利用している人はたまの遠出の時に残高不足で改札に引っかかることがなくなります。
やり方は「マップ」で「交通機関」を使ったルート検索するだけです。
検索したルートでSuicaの残高不足があるとiPhoneの画面上に「残高不足」を警告してくれます。 - 配車サービス利用時にApple Payで自動支払ができる
「マップ」のルート検索を行い、交通手段で「配車サービス」を選択すると「Apple Pay」と表示されます。特に気にすることなくそのまま利用すれば自動で料金が支払われます。 - Apple Pay対応店舗が簡単に検索できる
「マップ」の検索窓にApple Payと打ち込んで検索するだけです。
近辺のApple Payに対応した店舗が表示されます。
財布を家に忘れた時にも安心です。
Flyoverで鳥気分になれる
便利機能という訳ではないでが鳥になって大空を駆け巡っている気持ちになれます。
まだいったことのない外国の街なんかをFlyoverで眺めているとちょっとした旅気分を味わえたりします。
Google Maps との違い
情報量はGoogle Mapsの方が断然多い!
情報量はGoogle検索エンジンが持つ膨大なデータがバックボーンにあるためGoogleの方が優れています。
特に店舗の情報量は圧倒的にGoogle優位です。
Googleで店舗検索をすると
- 店舗の基本情報
- メニュー
- 口コミ
- 評価
- 混雑具合
- 店舗の写真
- 他の選択肢の提案
などなど…
もはや地図アプリのレベルを遥かに超えて一つの情報プラットフォームとして成立しています。
ストリートビューの対応範囲が圧倒的に違う
Appleが「Look Around」を非常に高い完成度で出してきたとはいってもGoogleにはずっと以前からストリートビューを続けてきた実績があります。
Googleのストリートビューは日本中、世界中のあらゆる場所を網羅していて情報量としては比較にならないレベルです。
「ストリートビューを見たい場所にちゃんとある!」
この信頼は長年ストリートビューを育ててきたGoogleだからです。
まとめ:iPhoneマップの使い方
Appleの標準マップは確実に進化を続けていてその使い勝手や性能はGoogle Mapsにも劣らないレベルにまで達しています。
今回の日本向けのアップデートで「Look Around」の搭載や地図情報の詳細化など、これまでGoogle Mapsでしか出来なかったこともできるようになり、地図アプリとしての基本の部分も大きく進化しました。
その一方でやはり情報の絶対量ではまだまだGoogle Mapsの方にアドバンテージがあります。
Appleの標準マップはユーザー体験の部分を高めることでユーザーの負荷を減らし利便性の向上を目指している印象があり実にAppleらしいと思いました。
Appleの標準マップはiPhoneやApple Watch等との連携を前提としたApple製品をコアに使いこなす人には最適です。
確実に日常の利便性が向上します。
そうでない人。
日常的にGoogle Mapsを使用していて特に何の不満なく使えている人はそのままGoogle Mapsを使えばいいと思います。
あえてAppleの標準マップに変えることで劇的に何かが向上するわけではないです。